自分の気持ちを掬い取れるのは自分だけだと思うんです
ぼくのアトリエは海の近くにございます。
僕が日頃から作品を生み出しているアトリエは、海に面した場所にあります。
ザザーン
という波音が遠くから聞こえるような場所で絵を描いております。
たまにカモメも
キューンキューン
と鳴きます。
(カモメって結構高音で鳴くんですよ!)
近くには橋があります
そんな、アトリエのすぐ近くには橋があって、橋の上からは、海と川の境目の美しい景色が広がっている。
だけど、そこそこの車の量が、田舎ならではの速度でビュンビュン通行していくので、ちょっと怖いので、ぼくは遠目に見ることが多いです。
言ってしまえば、なんの変哲もない橋なのですが
自分がどうにも興味が惹かれる、時間帯が、あります。
それは、夜景。
心静まる静寂とちょっとした不安を感じる景色なんです。
夜にアトリエの玄関先から見える橋が
僕はどうにも気になる。
まるでメゾチントのような周囲の暗闇
傘のように照らす照明がぽつりぽつり
ザザーンと、見えない波音
田舎だけど、ちょっと都市的で
心が安らぐようで、不安にもなる曖昧さ
いつか、これ、アクリル絵具で作品にしたい。
そう思っている景色です。
自分の気持ちを掬い取れるのは自分だけだと思うんです
僕は常日頃から
自分の気持ちを俯瞰する癖をつけたいなぁ
と思っています。
「あ、今心が動いたっぽい」
とか
「よくわからないけど、素敵」
とか、こういう曖昧な感情を
とりあえず、記録しておくこと。
(そのためにはスケッチにちょっと言葉を添えて、が最適だったりする。)
そうすれば、後から
感情が引き起こされた理由がわかることがあります。
もちろん、わからないこともあるし
それはそれで、OK
そういう場合は、自分にとってはそこまで重要ではなかったということにしています。
それでも、どうしても心に引っかかり続けるモチーフは
多分何らかの形で消化(昇華?)することが必要なのだと思っています。
とても個人的。
だからこそ、作品になる可能性も秘めていると思っています。
皆さんには、そんな
理由はわからないけど、不思議と心惹かれる景色とか記憶ってありますか?
橋の話に戻って終わりましょう。
脱線しましたが、ぼくは以前から「橋」が気になっています。
いろいろ、気になるものは多いんですけど
あの景色はいつか作品にしたいなぁ。
それでは、本日も、素敵な制作ライフを!
日々のコーヒーが楽しみな
TAKUYA YONEZAWA
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(いただいたプレゼントは、未来の作品制作に活用させていただきます🤲メッセージも全て、大切に読ませていただき、元気をいただいていています✨)