素材感

数ヶ月ぶりに一瞬暇ができて、注目してる人がいけてるアウトドアの服を作ってたのを知り、アウトドアの服なので素材感がとても知りたくて渋谷のセレクトショップ的な服屋にでかけた。

着いて試着していいですかと販売員の方に確認して着てみる。

販売員の方はその服が有名なディレクターが作ったことが誇らしいらしく、そして全国に展開しているその巨大セレクトショップでも、この服は渋谷のその店にしか置いてないこともとても誇らしいらしく、誇らしい口調でヒストリーを語ってくる。

服にヒストリーは大事。フンフンと聞きつつ、その部分は自分も知っててお店にきておったし、今回は在店してる時間が潤沢にないものだから、一番知りたかったネットでは見れない素材とかサイズ感について巻きめに質問。たけど適当に答えられてヒストリーやデザイン(デザイナー)の話に。

服にヒストリーやデザインはとても大事だ。それを語るのも販売する方としては大切だと思うのでお店まで行った自分としてはちゃんと聞かなければならない。ファッションとはそういうものを纏う側面もあるので大事な部分だ。

ただ服にとっては同じぐらい素材も大事だと思うんだよな。もっというと、どこでどうやって生産されてるとか、消費者として責任をもってなるべく知ろうとすることは今の感覚では大切だと思うし、販売してる方は言うまでもない。

そして僕にとってある種の服、アウトドア系の服は仕事着でもあって制服でもある。雨の中でも撮影はあるし、そういう服を買う時は防水性とか通気性とか素材が出す音とかもチェックしたいのです。ゴアテックス〇〇って素材なので別にマニアックな素材じゃないんだけども。

ブランドやできた経緯が語りたい販売の方と、素材のスペックを知りたいお客が全然噛み合わないの図。デザインとかだけじゃなく素材からとか生産地とかでもブランドの考えてることって滲み出ると思うんだけどな。ていうか素材もデザインの一部だと思うけども。

最後には高級ガッパになっちゃうからそういう使い方はやめた方が良いと言われて萎えてしまってシャットダウン。どの値段やどのブランドが高級かとか、そのブランドを誇らしく語ってる人がお客相手に言っちゃうのはしんどいな。

一般的に、素材でいうとレザーブルゾンを雨の中着るのは想定されてないだろうからやめた方が良いのは想像できる。アウトドアの服は、雨の量は素材のスペックによるので色々とあるけど、雨の日も着るもんだと思うけどな。

帰ってからChat GPT に素材名入力して聞いたら答えてくれました。

あーなるほど、素材なんて理系な話はGPTに質問して行けばもっとヒストリーの話に乗っていけたのかもな。

コミュニケーションはむずかしい。



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