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言葉を尽くそうとする意志

最高のトーク・スパーリングが展開された。

お相手は超スペシャルなおふたり。

『13歳からの地政学』著者にして、国際政治記者の田中孝幸氏。すでに15万部を売り上げる大ヒットの著作は、読んだ日本人にまさしく「新しい視野」と「景色が変わる体験」を提供し続けている。

僕は彼の優れた知見はもちろん、人としての態度、発信する人としての在り様など、いつも学ばせていただいて。リスペクトの対象であり、かけがえのない同志でもある。

いつもこんな風に交流させてもらえて、僕は本当に嬉しい。

そんな彼から、「公開でトークやりましょう!」と嬉しいメッセージが。

お気持ちには全力で応えねば、ということで、

じゃあ「もうひとりのブラザーにも声かけするよ」ということなり、これまたシェイクスピア演劇に人生をかけている演出家・木村龍之介氏に連絡したら、ふたつ返事でOKが。

世の中、いろんな生き方があるけれど、木村龍之介氏は、シェイクスピアを探求し続け、シェイクスピア演劇を演出し続けて生きている凄い人。コロナ禍で大きな公演のシリーズが3度も中止になったにも関わらず、クラファンで300万円以上を集め、劇団の活動と演劇文化を存続している。

とにかく「好きの熱量」が凄まじい人で、その熱量に触れているだけで僕も元気になれる。

ちなみに、僕は「人を人に紹介する」以上の信頼の証明は無い、と思って生きている。お城をプレゼントするようなものだから。今回、田中孝幸さんに木村龍之介さんを、木村龍之介さんに田中孝幸さんを紹介できたことが素直に嬉しい。

で、肝心のトークである。

国際政治記者、演出家、そして格闘技ドクター。
全くの異文化、異ジャンルの3人が一体何を話すのか?

おそらくは予想さえ難しいのではないか。だって僕たち3人も全く予想していなかったから。全て打ち合わせ無しのガチである。

公開トークの音声はこちらのツイートから。

3人の共通点、これはいくつも見つかるが、このトークを終えて感じたことがある。それは「言葉を尽くそうとする意志」である。

政治という言葉。戦争という言葉。シェイクスピアという言葉。強さという言葉。演劇という言葉。

発し方も、受け取り方も、想起されるイメージも、人ぞれぞれだ。でも、同時に今、この瞬間の言葉は共通だ。

3人とも言葉に救われ、言葉に悩み、言葉に傷つき、言葉と格闘する中で、それでも自分に対して、他者に対して言葉を尽くそうとする。

新聞記者として、演出家として、ドクターとして、そして何よりも、希望の言葉を尽くそうとする人として、このトークをBGMがわりに楽しんでもらえたら。

田中孝幸さん、木村龍之介さん、ありがとう。So proud of U.

PS.強さを磨く、ジャンルレスなDOJOを。




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