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決断のスピード – 迷っている間にチャンスを逃す?
こんにちは、山本です。
経営者として今日まで数えきれないほどの決断をしてきましたが、今日はその中でも 「決断のスピード」 についてお話ししたいと思います。
私は基本的に、決断は早い方だと思っています。ビジネスにおいては、あまり優柔不断ではありません。ただ、私生活では 唯一、決めるのが遅いこと があります。それは 外食時のメニュー選びです(笑)
なぜか食事だけはじっくり迷ってしまう。経営者としてはちょっと恥ずかしい話ですが、それ以外のことは比較的スパッと決断できる方だと思っています。
最初の大きな決断 – オフィスの移転
ビジネスにおいて、決断の機会は無数にあります。その中でも、最初に印象深かったのが 「今のオフィスに引っ越す決断」でした。
創業当初は、10坪の小さなオフィスに2人で業務をしていました。そこに新しく2名が入社することになり計4名に。さすがに手狭になってきたため、私は「いい物件がないか?」と近所の不動産屋に相談しました。
すると、すぐに紹介されたのが今のオフィス。
大通り沿い、駅チカの好立地、30坪強の広さ(15〜20名が座れる規模)南向き、1フロア2テナントの快適な環境、管理状態も良好。
今の人数には広すぎるオフィス。「今の規模でこの物件を借りるのはリスクか?」と一瞬迷いました。
しかし、それ以上に 「このオフィスを満員にするぞ!」 という未来のイメージが強く湧いたので、即決しました。
即決の先にあったもの
その後、さらに4階にも空きが出たタイミングで、クイックマン用のオフィスとして即決。30坪に2名という広さは「贅沢すぎる」と思うかもしれませんが、私は 「ここにどんどん仲間を増やす」 という目標を持っていたので、迷いませんでした。結果的に、この決断が功を奏しました。
現在、そのオフィスはほとんど空きが出ることなく活用されています。
また、広いオフィスに移ることで、社員のモチベーションも上がり、
「社長は本気で会社を大きくするつもりだ」 というメッセージが伝わったのではないかと思います。
採用における決断のスピード
もちろん、すべての決断が正解だったわけではありません。過去には決断を誤ったこともありますが、それはまた別の機会に・・・
今日は 「成功した決断」 の話を続けたいと思います。
実は、今のコアメンバーの多くは、面接終了後すぐに採用のお知らせをお送りしています。即決です。
理由は「優秀な人材を他社に取られたくない」「こちらの本気や誠意を伝えたい」
採用に関しては、「どうするか考える」時点で迷いが生まれます。迷うということは、自分の中で確信が持てていないということ。だからこそ、私は 「迷うくらいなら決めない」 というルールを持っています。そして、「この人と一緒に働きたい」と感じたら、すぐに決断するようにしています。
決断のスピードが未来を作る
「決断が遅くてチャンスを逃すより、早く決めて前に進む」この考え方が、結果的に多くの成功を生んできたと感じています。特に私たちのような小規模な会社ならスピード感は武器にもなります。そこは私の中で強みにしているところ。
ビジネスの世界では、「決められないこと自体がリスク」 になる場面が多い。だからこそ、これからも 決断のスピードを意識しながら、前に進んでいきたいと思います。