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2月スタート!お手入れのお話
おはようございます、山本です。
2月が始まりましたね!
今朝は月初の報告や営業、集客に関する会議を三つもこなしました。月の初めは特に気合が入ります。明日からは一段と寒くなるようなので、体調に気をつけながら全力で頑張りたいと思います。
さて、今日は「手入れ」についてのお話です。
近年、大阪では新しいホテルや商業施設が次々と建設され、まさに建築ラッシュの真っ只中。今年の万博もその流れの一環ですが、人手不足や資材の高騰などの影響で、建設計画が立っても実際の着工まで数年かかることもあるそうです。
そんな状況で完成した大阪の新しいホテルは、どこもピカピカでモダンなデザイン。ただ、それぞれ個性がなくみんな同じように見えてしまいます。また、どこか冷たく感じたり、表面的な印象を受けたりすることはありませんか?モダンでカッコいいのですが、重厚感や奥深さを感じることが少ないように思います。
一方で、昔からあるホテルには、大理石をふんだんに使ったり、趣のある調度品が並んでいたりと、重厚で歴史を感じさせる空間が広がっています。大阪でいえば、リーガロイヤルをはじめ、ニューオータニやヒルトン、スイスホテル、帝国ホテル、そしてリッツ・カールトン(新しいと思っていましたが、27年の歴史があるのですね)とかです。
特にリーガロイヤルホテルのロビーは大好きです。
モミジ柄の絨毯、庭園を望むロビーラウンジ、そして今では考えられないような雲をモチーフにしたシャンデリア、和モダンな空間は一見の価値ありです。いかれたことがない方はぜひ足を運んでみてください。
「古い」と言ってしまえばそれまでですが、その時代ならではの贅沢な空間設計や風格は、今のモダンな建築にはない味わいがあります。こうしたホテルに足を踏み入れると、なんだか心が落ち着くのは、年を取った証拠でしょうか…
そして、それらのホテルが今もなお美しさを保っているのは、何よりも「手入れ」が行き届いているからこそ。建物は、手をかけなければすぐに老朽化してしまいますが、丁寧にメンテナンスをすれば、何十年経ってもその魅力を失いません。良いものは、しっかりと手入れをすることで、長く美しさを保てるものですね。
私は靴が好きで、時間があればよく靴磨きをします。靴磨きは、意外と集中力が必要で、丁寧に磨かないと美しく仕上がりません。そのため、没頭していると無心になれるのです。磨き上げた靴を眺める達成感、そしてそれを履いて出かけるときの嬉しさ。靴磨きは、私にとって大好きな「手入れ」のひとつです。
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そういえば、数年前に会社で靴磨き研修を行ったことがありました。懐かしい思い出です。これからも、今あるものを大切にしながら、しっかり手入れをしていきたいと思います。
今日はお手入れのお話をしてみました。