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おはようございます、山本です。

今日は「戻る場所」というテーマでお話ししたいと思います。
この「戻る場所」とは、家族や住まいを指すのではなく、行動や思考の原点を意味しています。

私が「戻る場所」の大切さに気づいたのは、28歳の時でした。初めて本格的にゴルフを習った際、ベテランプロから基本をしっかり教わりました。
その時、ゴルフでよくある「昨日できていたことが急にできなくなる」という現象に直面しました。そんな時、プロから教わったのが「戻る場所をもつ」という考え方でした。

具体的には、小さなスイングでしっかりインパクトをし、ボールを飛ばす動きです。確かに、ボールがうまく当たらなくなったり、体がぶれてきたりする原因は、スイングが崩れていることが多いです。だからこそ、いつでも「戻る場所」を意識していれば、再び感覚を取り戻して、うまくいくようになるのです。

実は、この考え方は仕事にも役立っています。仕事では、次々とミッションが積み重なり、時にはイレギュラーなことが起きます。マルチタスクをこなしていく中で、感情に流されたり、集中力が切れたりして自分を見失ってしまうこともあります。でも、その時に「戻る場所」があれば、冷静になって再スタートを切ることができるのです。

私にとって最も大切な「戻る場所」は、会社の理念や年頭所信、年度計画、プロの心得です。これらはただの形式的なものにならないように、常に意識して目を通し、自分の考えがぶれないようにしています。

「戻る場所」があるおかげで、まるで自分の中にもう一人のコーチがいるような感覚になり、どんなに冒険をしても、行き詰ったらまたそこに戻って再出発できると感じています。

結局のところ、「戻る場所」があれば、どんな試練も乗り越えられますし、また新たなチャレンジに挑戦できると思っています。
ぜひ、皆さんも「戻る場所」を見つめ直し、仕事に活かしてみてください。

今日もよろしくお願いします。

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