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自故日記(27)〜事故から3ヶ月経過
今日で、事故にあってからちょうど3ヶ月が経過した。
3/26というのは僕の中で忘れられない日にちとなった。記念日なんかではなく、戻れるならこの日の前に戻りたいという日だ。
こうして、日記を書いているのも本当は辛い。
だけど、入院中になかなか眠れない時間、なかなか過ぎていかない時間にたくさんの骨折経験者の日記や動画を見て勇気づけられたり希望をもらったから僕も同じように書いている。
この3ヶ月の間で自分の心の中で大きく変わったと感じたものがある。
それは、入院当初は希望や夢を持って、それに向かってチャレンジしていたと思う。
あと、どれくらいで歩けるようになるのか?
あと、どれくらいでサッカーができるようになるのか?
と言う希望的観測に対して、まだまだ実感もないからこそ夢見ることができた。
しかし、3ヶ月と言うある一定の期間が過ぎたことにより、現実と向き合っているように感じるのだ。
入院当初は今は歩けないのは当たり前だと思っていた。骨が折れているのだからそうだろう。
だけど、3ヶ月もしたら歩けるようになるのだろうと言う長い戦いも受け入れることができたのは、
そこまで実感がなかったし、3ヶ月と言う時間に対して自分も楽観的に捉えることができた。
しかし、いま3ヶ月が経過して思うことはあの時に描いたものとは違い、厳しい現実なのだ。
その厳しい現実と共に今は向き合っている。
そして、少し疲れてきてしまっているのが本音だ。
なるべく早く戻るために、誰がなんと言おうとその一心でやってきた。
骨に良い食材や栄養を調べて摂取したり、リハビリに関しても遅れを取らないように毎日のように調べて取り組んでいた。
ただ、焦ってしまうと良くないのも理解していたのでやらなさ過ぎず、やりすぎずと言うのを目指した。その結果、いまは少し疲れてしまっているのかもしれない。
皆さんにわかりやすいように例えてみよう。
ダイエットをしようと決めて、3ヶ月間みっちり取り組んでみた結果、全然痩せることができなかった。
きっと大きな失望感を得るだろう。
そうしたら、疲れてしまってもしかすると諦めてしまうかもしれない。
「やっぱりダメなんだ」とね。
そこからまた、3ヶ月の繰り返しにチャレンジできるだろうか?
いまは僕は現実と戦っている。
事故に遭って入院した当初は希望に向かって戦っていた。
でもね、本来は「現実」を受け止めることが「スタートライン」であるはずなんだよね。