コロナ禍で思うこと。
いま、全世界中でコロナウイルス感染拡大防止のために外出の自粛やスポーツの禁止などが行われています。
子供にとって遊ぶという行為の一つであるものが奪われてしまっている状況です。
彼らはいま、自宅の中でできるトレーニングを探し、必死にそれに取り組んでいます。なぜなら、外で遊ぶことができないから。
僕が子供の頃は毎日サッカーをしていました。
毎日サッカーの練習をしていないと周りに置いていかれる、憧れのサッカー選手になることができないんじゃないか。
そんなことを思っていました。だから、いまの子供たちの気持ちを考えるととてもかわいそうに思えてしまいます。
ただし、スポーツは健康あってのもの。いまはこの状況の中でやれることをするべきです。この状況下で、子供達のために何かしてあげられることはないか。
子供達は学ぶこと、成長を求めています。僕ら大人はその機会を作ってあげるべきだと僕は思います。少なくとも、僕のように時間のある人間はそこにトライするべきだと。
外でサッカーをすることはもう少しの間我慢しなければならない。
だけど、反対に今までなかったものが増えました。
それは“時間”です。家にいなければならない代わりに、時間が増えました。
その時間を持て余してしまうことが勿体無いと思います。
なぜなら、コロナウイルスが落ち着いても、このいまの時間は戻ってこないからです。
子供達はSNSを頻繁に見るようになりました。僕は普段海外に滞在しているので、子供達と身近にトレーニングをするということができなかった。
でも今はソーシャルネットワークを通じて、子供達の身近な存在になることができると思うのです。
昨日も、数時間のミーティングを重ねて個人として新たなサービスを提供していこうと思っています。
「子供達の成長への欲、学ぶ機会の提供」
基本のサービスは無料で行おうと思っています。なぜなら、今は様々な制限がかかっています。有料化することで、親の了承を得る必要性が高くなり
子供達の自由な成長への意欲を制限しかねないと思うからです。
僕自身も、こうした取り組みから一人でも多くの方に知っていただき、また自分の付加価値としても成長をしていくことができると感じています。
コロナ渦で出来ないことを並べることよりも、この状況だからこそ需要が変化してくると思います。ピンチはありますが、これはチャンスでもあると思います。
また、伝えるという作業を行うときに「現役選手」であるうちに伝えるべきこと、だからこそ伝わることがあると思います。
多くの素晴らしい選手たちがさまざまなテクニックを子供達に披露してくれています。僕もそれを見ながらとてもワクワクしています。本当に素晴らしいことだと思います。
僕は、より子供達の疑問に、できる限り1対1で、生の声で、顔も見て、伝えていきたいなと思います。
もしかしたら、地方の田舎に住む子供達はこうしてみんなが発信することによって以前より良い環境を手に入れているかもしれません。クラブチームがない地域もあると思います。
いまの新しい挑戦は必ず、この状況が終息した後にも生きるもの。
そしてそれは変化を伴っていくものだと思っています。もう少し内容を作り上げて、スタートできたらと思います。