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自故日記(15)

俺の繊細な右足。
毎日、何をしていても違和感を感じている。

とても繊細だ。

こんなことを書いたらきっと僕のことをよく知る人たちは「何言ってんだよ」と言うに違いない。

自分でも右足のことは「軸足」と呼んでいた。
サッカーで右足を使ってボールを蹴ることはあまりなく、左足を支えるものとして定義していたくらいだ(笑)

だけど、いまはサッカーを始めて以来、最もこの右足に繊細さを感じているし、大事にしている。

この右足に触れよう者がいれば…

前置きはこれくらいにしておいて、人間ってのは普段当たり前のことに関してかなり無関心だし、無意識なんだと思った。

膝が曲がって、足首が低背屈する。
こんなことを考えたこともない。

なぜなら当たり前にできたから。
それができなくなると急激に不安に陥る。

膝を曲げることに恐怖心なんて持ったことあるだろうか。

戦っていくしかないんだと思う。戦わなければ一生この違和感とパートナーになってしまう。

それが嫌であれば、リハビリをとにかくやって、とにかく違和感を持ちながらも歩いたり、動かしたりしていくしかない。

もちろん、許容された範囲内で。

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