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試合中「周りが見れる選手」になるために普段から気にすること
皆様、こんにちは、サッカー・フットサルトレーナーの梅田です。
サッカーの上手い選手とは?
という問いに対して、
「認知-決定-実行」が速くかつ正確というのは非常に大事な要素です。
最近は、特にその部分が強調されているように感じます。
こういった部分は、サッカーの練習中にしか伸ばせないかと言うと、そうではないと思います。
日常生活の意識の仕方、考え方を変えていくことで、試合中に「周りが見れる選手」に変わっていくことができます。
それでは、どのように日常生活の意識の仕方を変えるとよいか?
以下の3つを考えていけばよいかと思います。
・何に気づくとよいかを知ること
・姿勢をよくすること
・意識が遠くに向くこと
それぞれ解説していきます!
1.何に気づくとよいかを知ること
試合中、周りを見れるようになるには、
周りを見た時にどんなことに気づくことが良いことかを、
選手が知る必要があると思います。
そのためには、
どんなことに気づけると良いかを
教えてあげることが大事かと思います。
試合中であれば、仲間・相手の位置、スペース、相手選手の動きなどをみます。
このようなものが試合中に、見てすぐにきづけるようにするために、
日常生活でその変わりになる何かに素早く気づけるようになる練習をすることは良いことかと思います。
例えば、
・ゴミが落ちていたら拾う
・人混みで人がいないところを歩く
・人の手足の仕草などを見る
ということ。
1つ目の例でいうと
自宅内、屋外で
何気なく歩いているときに、ゴミに気づけていけるようになることで、
試合中の周囲の状況にも気づけるようになっていきます。
試合中は、
・相手は、近づいてきているのかどうか?
・相手は、ボールを奪いに来ているのかとうか?
・仲間は、どこでパスが欲しいのか?
・仲間は、どんな目的でパスを欲しがっているのか?
など、細かなことに来づけるようになる必要があります。
これは、日常生活でも細かなところに目配りができて、
気付けるようになる必要があると思います。
日常生活で気付けることが多くなれば、
プレー中も気付けることは多くなっていくと思います。
2.姿勢をよくすること
試合中、周りが見れる選手になるために、
姿勢を良くすることは大切だと思います。
姿勢が良いというのは、2つの効果があります。
1つは物理的なもの。
姿勢が真っ直ぐになることで目線が高くなり
遠くが見やすくなるということです。
もう一つは、気持ち的な部分で、
姿勢が良いときは、
心に余裕が持ちやすく、その余裕で周囲が見れるようになっていきます。
心身相関と言いますが、
人は、焦っていると、姿勢が崩れやすくなります。
姿勢が崩れてくると、周囲が見れなくなり、より焦ってしまいます。
このようにならないためにも、
体の使い方を変えることは非常に有意義なことだと思います。
3.意識が遠くに向くこと
試合中、周りが見れる選手になるために、
普段から、「意識が遠くにむくこと」も大切です。
普段から
意識が遠くに向いていると、遠くの物事の話をします。
ふと周りを見たときに、
「あの月が...」とか
「あの遠くのビルが...」とか
「あの向こうに大きな木があるね」というように
遠くのものを見るようになります。
パッ、周りを見たときに、近くのものをみて、それについてコメントをする人と、
遠くのものをみてコメントをする人がいますが、
後者のほうが、意識が遠くに向いているということです。
遠くというのは、このように距離的な遠くもあると思いますし、
時間的な遠く(2手先・3手先)もあります。
1つの物事、出来事に対して、
先のことについて、把握ができるようであれば、
それは時間的に遠くを見れるようになってきています。
こういったことは、普段から気にしている人は、
実際の試合でも、それを実現できてきます。
4.まとめ
試合中、周りが見れる選手になるために、
普段の日常の生活から、
気をつけていくことについてまとめてみました。
トレーナー目線から見ると、
普段の体の使い方が、スポーツ動作の体の使い方につながることと同様に、
普段の周囲に対しての意識の仕方が、試合中の周囲がみれるかどうか
というものにつながると感じています。
日常生活からできることは多くあります。
是非とも、このような観点をとりいれてみると、
少しずつ変化が出てくるとのではないでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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