【IT用語】トロイの木馬
用語説明
トロイの木馬
コンピュータウイルス。正常なソフトウェアであるかのように潜み、単体で攻撃を仕掛ける
できること
悪いプログラム。
悪質なのは、正常なソフトウェアやデータであるかのように潜んでいるというところ。
自己増殖を行わないので、単体で攻撃を仕掛けます。
感染すると、個人情報の流出だったり、使用率が上がり全体的の動作が遅くなったり、突然プログラムが終了したり、再起動を繰り返す・・・といった事例があります。
トロイの木馬の由来として
ギリシャ神話で遠征軍のオデュッセウスが考案した作戦であり、トロイア攻略のため、「トロイの木馬」と呼ばれる木でできたもので中に兵士を潜り込ませます。
そして一旦軍を撤退させた後、油断したスキをついて遠征軍が襲撃、トロイアは滅亡しました。
こうした気付かれないように罠を張り、攻撃を仕掛ける、といった感じです。
思ったこと
トロイの木馬と初めて聞いたときは、ウイルスなんて思わないですよね。
ウイルスの中でもかなり悪質なものです。
正常なソフトウェアに偽造して、攻撃をしてくるタイプですから。
スマホでも感染するリスクは十分にあります。
以前、携帯ショップの販売をしていたときに、お客様の中で
「トロイの木馬に感染した!」という方がいました。
確かに、請求メールは大量にきていて、内容としても個人情報を抑えているような文面でした。そして何も押していないのに突然電源が切れたりと異常な動作をしていたのを覚えています。
これがトロイの木馬か・・・?と疑問にも思いましたが、とにかく結果として、その回線は解約してまた改めて新しい携帯番号で新規契約された、そんな方もいらっしゃいます。
感染したら、即座にネットワークからの遮断や初期化をするしかありません。
絶対に感染しないという保証はないので、そういうウイルスが以外と身近にあるもんだと思ってた方がよさそうです。
今日も良い1日になりますように!