【IT用語】ハイブリッド暗号
用語説明
ハイブリッド暗号
公開鍵暗号と共通鍵暗号を2つ組み合わせた暗号方式
解説
最近は暗号方式について紹介していきました。
共通鍵暗号と公開鍵暗号の2つについてです。
それぞれ長所短所がありますが
これらを組み合わせたものをハイブリッド暗号と呼びます。
具体的には
安全性が高く
処理速度が早い
という2点が特徴です。
共通鍵を公開鍵でもって作成。
その共通鍵を使ってデータの中身を知る
といったところです。
共通鍵を作るために公開鍵暗号方式でやり取りをし、
共通鍵ができたら、共通鍵暗号方式でデータのやり取りをする。
こんな流れです。
思ったこと
「相手に渡す鍵」が公開鍵
「自分だけが持っている鍵」が秘密鍵
ここまでは大丈夫かと思います。
「相手と同じ鍵で暗号化・復号化する」のが共通鍵暗号
「2つの鍵で暗号化・復号化」するのが公開鍵暗号
この二つの暗号化方式を組み合わせたのが
ハイブリッド暗号となります。
ここまで一つずつ紹介してきて、良かったなと
思います笑
ハイブリッドといっても、共通鍵を知られたら
完全にアウトです。
そこだけは注意が必要ですね。
2つの暗号方式の良いとこ取りなので
使わない手はないかなと。
ただ、一つ一つの用語を理解してないと
難しい…
一つずつ紐解いていくという
手間のかかることですが
今回の暗号化方式については
理解が必要だなと思いました。
組み合わせる方式が出てきたというのもありますが…
今日も1日お疲れさまでした。
明日に備えてゆっくり休んでください。