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総合コンサルマネージャーからSaaSベンチャーへの転職のすゝめ

皆さん、こんにちは!
2023年5月にMNTSQ(モンテスキュー)に入社した下川拓哉です。

MNTSQでは「すべての合意をフェアにする」というVisionのもと、機械学習のテクノロジーとトップローファームの力を掛け合わせ、「契約」に関するあらゆる業務の変革を進めるAI SaaSプロダクトを提供しています。
※「なんやねんそれ」と皆さん思った方は、この記事を読むのをやめる前にまずはこちらを見てもらえると嬉しいです、、、!!

この記事は入社エントリーなるものでして、総合コンサルファームでキャリアのほとんどを過ごした私が、MNTSQという名前も読めない得体のしれない会社を次のチャレンジの場を選ぶまでの過程を皆さんにご紹介するものです。

皆さんがこれからのキャリアを考える上での一助になればと思い、私のキャリアの時々で考えていたことを記していますので、少し長いかもしれないですが最後まで読んでいただけると嬉しいです!

経歴紹介

まずは簡単に私のこれまでのキャリアを紹介させてください。

1社目:大手証券会社

首都圏の支店に配属されました。支店配属の新入社員は自分のお客さんがいないので、来る日も来る日も飛び込み営業です。

マーカーで囲まれた地図を先輩から渡され、「お前、この囲んだとこな!頑張れ!」と支店を 追い出され 温かく送り出され、東京のビルの最上階から1階めがけて各階をひたすらアポなし訪問&名刺交換、名刺が交換できたら架電&直筆手紙の送付をする毎日でした。

いくら断られても飛び込み営業をしない選択肢はないので、いかに工夫して名刺をもらうか、そして証券口座開設につなげるかを試行錯誤しながら、たまに飛び交う支店長・課長の威勢のよい張りのある声 と四季報 を受け止めながら、少しずつお客さんを増やしていきました。

心の筋力をめちゃくちゃ鍛えてもらいました。

一方で、証券というソリューションを通じての価値提供しかできない(今思うと視座が低かったのかもしれません)ことに対してもどかしさを感じ、自分自身で価値提供できる、よくも悪くも「何でも屋さん」の総合コンサルに転職しました。

2社目:総合コンサルティングファーム

コンサルファームのジュニアにとっては、officeソフトをあらゆるショートカットキーを駆使することは、息を吸って吐くのと同じくらい、生きていくために当たり前に身につけなければならない所作の一つです。証券時代にPower PointやExcelを触ってこなかった私にとって、まずコンサルとして息をすることが初めの難関でした。

加えて、「この資料ができてなかったら、この資料を読み込めてなかったら、言われたことしかやってなかったら、明日自分は必要とされないかもしれない」という日々のプレッシャーを感じながら毎日走り続けていました。

マネージャーとしてPM的なポジションを担うようになってからは、チームとしての成果物の品質向上やプロジェクトの拡大・新規提案などで、社内外で関係する方々も増え、「このチームメンバーには何をしてもらわないといけなくて、そのためには自分は何をする必要があるか」「この顧客のために、自分は何ができて何ができていないか、できていない部分はどう埋めるのか」を考えて行動する場面が増えてきました。

ビジネスマンとしての思考力と馬力をめちゃくちゃ鍛えてもらいました。

一方、マネージャーとして3年目を迎えた頃、チームや自分が労働力・思考力を提供してクライアントワークし続けることの持続性に対する懸念や、ホワイト化の波によって120%の価値提供が実現しにくくなったこと、会社規模が大きくなっていくことでの経営と現場の距離感の乖離を感じたこと、に少しずつわだかまりを感じるようになりした。

そして、チームや自分が割いた労力が自社の事業成長としてより身近に感じられる環境、そしてその労力をもとにして生まれた成果が継続してスケールし続ける事業構造を持つ会社を転職先として探すようになりました。

その結果、比較的大手の上場企業を経験してきた私は、これまでのキャリアとは大きく環境を変えて、MNTSQというAI SaaSベンチャー企業への転職を選択することになりました。

3社目:MNTSQ株式会社

そんなこんなでベンチャー企業に転職した私がまずMNTSQで感じことは「思ったより数百倍ちゃんとした会社やんけ!」ということでした笑

私が入社したタイミングでは80名前後の組織で一定爆発的に人数が増えるフェーズが一服したこと、経営陣やマネージャークラスのバックグラウンドの信用が高いこと、入社しているメンバーも様々な経歴を重ねてきたマチュアな人が多いこと、が理由と思っています。

手厚いOnboardingのプログラムも用意されていて、安心して初めの数か月を過ごすことができています。あれ、ベンチャー企業入ったんだよな、?と思うことも何度もあります笑

入社してこの5か月でもたくさんの経験をさせてもらい、書きたいことはたくさんあるのですが、総じて言えるのは転職してよかった!!ということだと思います。

MNTSQでの私の仕事

これまで転職の過程を書いてきましたが、ここからは私がMNTSQでやっている担っている仕事を少し紹介します。

私はMNTSQでCS(カスタマーサクセス)ドメインの「コンサルタント」として働いています。
担当する顧客に対して、プロダクトの導入前から業務フローのToBe像を検討し、いざ導入が始まった時にはより手触り感をもって業務フローを構築し、運用フェーズに入ったら日々の利用をモニタリングしながら、MNTSQというプロダクトの利用価値を高めていく仕事をしています。
所謂一般的な「カスタマーサクセス」よりもカバーする業務範囲は広い印象を持っています。そのため、MNTSQはCSの職種を「コンサルタント」と称していますが、その所以はドメインマネージャーのこちらの記事を参照ください。

一部引用すると、以下のようにあります。

MNTSQにおいては社内外のプロフェッショナルを巻き込んで価値を創造するコンサルタント職であり、継続的に自社プロダクト・サービスを磨き上げる事業開発を担う役割でもある。

これをヒントに、コンサルファームでのコンサルタント職と、MNTSQでの「コンサルタント」の違いを、この機会に整理してみました(あくまで私見ですし、言いたいことだけかいつまんでいるので、MECE感ないよねとかApple To Appleじゃないよねとか、コンサルファーム界隈の方々は思う部分があると思いますがご容赦ください!)。

  • コンサルファームでのコンサルタント職
    =①クライアントワーク(労働力と思考力の提供)
    +②労働力と思考力提供の新規提案

  • MNTSQでの「コンサルタント」職
    =①クライアントワーク(プロダクト利用価値の増大)
    +②自社の事業開発的役割(プロダクトの将来提供価値の増大)

コンサルワークの質的な違いはもちろんあるのですが、最大の違いは②の成功により①に与える影響力の広さだと思います。

コンサルファームで新規提案することにより獲得・拡大できたプロジェクトは、その顧客「のみ」に新たな価値提供をもたらします。もちろん、「プロジェクトを遂行することによってコンサルファーム側が得られた知見が、広くコンサル社内に還元され別のプロジェクトにも活かされる仕組み」が構築されていれば、間接的に他の顧客への価値提供にも繋がることはありますが、プロジェクトの守秘義務の都合上、その効果は限定的・属人的であることも多いと思います。

しかし、MNTSQの場合はSaaSというビジネスモデルから、原則MNTSQを利用いただいている全ての顧客がプロダクトの価値が増大する(新たな機能が実装される、内部的な改善により処理がスムーズになる等)時の効果を享受できます。
②の効果を、何万人ものユーザーが一度に享受できるのです。こんなワクワクはなかなかないと思います。

そして、「顧客に価値をもたらす機能が何なのか」、「MNTSQの考えるプロダクトが顧客に価値を与えそうか否か」というプロダクト開発上非常に重要な、顧客とプロダクトの接合部分を、MNTSQのコンサルタントは顧客対面の最前線として担っています。
つまり、ワクワクの最前線です!!

今後の課題

とはいえ、そのMNTSQのコンサルタントとしての役割を果たしきるために、足りない部分もあると感じています。

私個人としては今は目の前の顧客で精一杯の状況なので、まだまだ個人の戦闘力をあげていく必要があると感じていますし、MNTSQという会社という単位では、顧客への価値提供を最大化するために必要な人材がまだ足りていません。

そこで!!!MNTSQという会社に少しでも興味をもってくださり、この記事をここまで読んでくださった皆さまの協力が必要です!是非一度MNTSQの中の人と話してみてみませんか?
MNTSQ株式会社 採用情報(カジュアル面談申込は最下部)
MNTSQで最高の顧客提供価値を追求しましょう!!

謝辞

私の入社エントリーをここまで読んでくださった皆さま、今回のMNTSQへの転職にあたり相談を聞いてくれた先輩・同僚・後輩の皆さま、色々と不安な思いをさせてしまった中最後は転職を応援してくれた家族、に対して最後に心からお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。
下川は今日も元気に働いています!!!


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