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地方企業戦略 分業制にして限られたリソースで戦う

前にも記述しましたが、地方での人材採用では必ずしも理想的な人材が集まるとは限りません。理想的な人材というのは経験者採用やプロフェッショナル人材の採用を指します。
そのため事業の運営方法も広告手法も企業によって様々な戦略があると思います。

分業制を導入して各チームにノウハウを溜める作戦

当社ではある一定のフェーズから業務を細かく細分化して、それぞれをチームにしました。
例えば営業でいうと以下になります。
①新規開拓チーム
②提案チーム
③資料作成チーム
④配送関係対応チーム
⑤問い合わせ対応チーム
などです。
細かくチーム分けをして管理している分、一人当たりの業務量も全て一人で行なっていた時期と比べて少なくなり残業もほとんど行う必要がなくなりました。
そして一番に良かったのはチーム毎にノウハウが溜まっていくのでそれぞれが合体するとサービスの質が向上している点です。
経験者やプロフェッショナル人材確保は地方ではなかなかのハードルがあります。
そこで未経験者でも細かいチームに入れば仕組み化されているのですぐに業務を行うことができます。

売上拡大を目指した時に気づいた分業

創業当時はいわゆる属人的な運営でした。資料も個人に依存してしまうので人によってバラバラになっていました。
営業も開拓が得意な人もいれば提案が苦手な人もいる。事務処理が苦手な人もいてお客様に迷惑がかかる場合もありました。
それでも出来る人が引っ張っていくことで売上は伸びていました。
しかしこのままでは大きくスケールするには限界があることに気づきました。
また業務量も多く残業が当たり前になっていました。
そこで登場したのが「分業」です。
利益率の確保が条件ですが、組織全体で売上が上がったり案件を進めている感じがします。
もちろん上記以外にビジネスモデルを見直す部隊も必要です。

地方で全てのリソースを揃えるのは極めて難しいと感じます。
(地方だけではないですが、)
そこで私たちはこのような取り組みで改善しています。

今後もお客様にご満足頂ける体制、働く人たちがベストを発揮できる環境を作れるように経営者として努力していきたいと思います。


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