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【何かを変えたくて旅に出た。】6日目

前回はこちらから

今回は移動メインです。
舞台は北海道へ。



終わりが近づく船旅。

6/29(土)。

7:35。起床です。
この日も起きて現在地を確認。

青森県も通過し陸地が遠くなる海域へ。

外部デッキに出て天気も確認。

晴れたよ、定盛~

やっっっっっと晴れました。
風がひんやり。
北海道に近づいてるなと感じました(適当)

8:00。
フェリー最後の食事のためにレストランへ。

味噌汁が美味い。

昼を食べない予定だったので
朝からガッツリと。

9:00。
朝飯を食べた後、しばし椅子に腰掛け
外を眺めながら最後のひとときを。

もやっと。

霧が出ていました。
海上、天気が変わりやすいですね。

吹き抜け。

荷物をまとめ、最後の船内散歩。
ふと確認すると船はもう苫小牧沖へ。

苫小牧の天気を見ると晴れ!
幸先の良いスタートが切れそう。
......と予想気温に目が行きます。

「31℃!?あっつ!?北海道!?」

まぁ、移動が主なので良しとしました。

外部デッキへ。天気は曇り。
船尾から伸びる今までの航路に
思いを馳せてました。

霞んでいたので北海道は
まだ見えないかな〜というところ。
晴れてればこの時点で見えたかも。

10:00。
海を眺めていると目の前で
何かが跳ねるような姿が見えました。
咄嗟に動画を回します。

分かりにくいですが。


「あれ、まさかイルカじゃね!?」

その時が分かりませんでしたが
後々調べると苫小牧沖はイルカが
生息しているみたいでツアーや
イルカウォッチングなどもあるらしく。

真相は分からずじまいですが
幸運だったという事にしときましょう。


ついに。

10:06。
イルカ?を見たのも束の間。
ついに眼前にその姿が見え始めます。

北の大地。北海道です。

ぐんぐんと近くなる苫小牧。

と同時に船旅の終わりが近づきます。

10:30。
荷物を取りに戻り、再度外部デッキへ。

旅の中でも撮って良かった写真の1枚です。

同じく到着を見に来ていた方にお願いして
ファンネル(煙突)と記念写真。

苫小牧は製紙産業などが盛んな
日本屈指の工業地帯らしいです。

その間にも船は苫小牧港へ入港していきます。

そして見えてきたのは
苫小牧西港フェリーターミナル。
船旅の終着地です。

船が無事係留され、下船のアナウンスが。

名残惜しいですが外部デッキを後にし
5デッキのエントランスに降ります。

最高でした。

名古屋から仙台を経由し苫小牧へ。
2泊3日、航路は1330km。
太平洋フェリー「いしかり」での
日本最長、約40時間の船旅。

長いようで、あっという間。
もっと乗っていたい。そんな船旅でした。

「また必ず。」
次に機会が訪れるのはいつか分かりませんが
絶対にまた乗りに来たいです。

今回の船旅が気になった方は
ぜひ、CAPSULE  JAPANさんの動画を。

そして下船の時。
降りて思ったんですが、搭乗券を記念に
持ち帰れないか聞いてみれば良かったと後悔。

大きな船体を横目に眺めながら...

全長200mは伊達じゃない。

長いスロープを歩き...

芽衣、北海道だよ…

そしてついに!
11:00。初の北海道上陸!

熊本から直線距離で約1455km。
福岡、大阪、名古屋、仙台を経由して
未踏の地だった北海道へ。
思えば遠くまで来たものです。

ここから1週間。
【たくやたび北海道編】が幕を開けました。


サヨナラから始まる物語。

フェリーに別れを告げて
ターミナルを後に。

この日は移動がほとんど。
進路を変え、道東の釧路を目指します。

ちなみに道東への移動のルートは
こちら。ご参考までに。

苫小牧西港フェリーターミナルからは
連絡バスで苫小牧駅へ。

この時には暑すぎて
カーディガンを脱ぎました。

11:50。
苫小牧駅へ到着。

まずは特急に乗るために
南千歳駅を目指します。

その前にウマ娘のパネルがあると
聞いていたので観光案内所へ立ち寄り。

ホッコータルマエと
シュヴァルグランのパネルが。

競走馬としては「とまこまい親善大使」にも
任命されていたことがあるタルマエ。
苫小牧にあり、多くの競走馬を輩出している
「ノーザンファーム」出身?のシュヴァル。
※パッと調べただけなので間違ってたらごめんなさい。

12:00。
電車も来てたので乗り込み移動開始です。

芽衣、南千歳だよ…

12:30。
南千歳駅に到着。
ここからは特急に乗るわけですが
本数も少なく、到着時間は14:29。
2時間の列車待ち...の予定でした。

ちなみに今回は切符を事前予約。
本数が多くはない特急なので、確実に。

それがこちら。
割引で40%オフ。引きすぎで草。
乗車券&特急券込みで
通常10000円くらいなのが6000円弱。

割引などはあるか確認しとくのが大事だなと
予約をする際に思ったのでした。

ここでイレギュラーその①。
どっかの信号異常で20分くらいの遅れ。

改札くぐって涼しい待合室で。

まぁ、このくらいは想定内。
お世話になる方に到着が遅れる連絡を入れて
ソシャゲをしながら待ちます。

↑写真左の売店。
反対側にもほっきめしのPOP。

ほっきめしに誘惑されながら2時間ちょい。

ようやく列車が到着。
「特急おおぞら」で釧路へ。
4時間弱の列車旅です。

と、乗った直後にイレギュラーその②。

前の席のおじさんが座席MAXガン下げ。
さすがに...と思って言ったらまさかの無視。
カチンと来ましたがそこは耐え。
結局おじさんは帯広で降りていったとさ。

芽衣、北の大地だよ…

ちなみに自分はMAXで倒しても
迷惑を掛けないように車両1番後ろを予約。
座り心地も良く非常に快適でした。

北海道を駆ける列車。
車窓を流れる広大な大地。

リゾート地として有名なトマム。
カタカナ駅って北海道だけのイメージ。
北海道のどまん中らしい新得。
ちなみに本当の中心には後日行きます。

いくつかの駅に停車しながら
釧路を目指して進んで行きます。

17:10。
2時間半ちょいで帯広。
帯広といえば豚丼(のイメージ)。
結局この旅では食べる機会が無かったので
タイミングあれば食べてみたいものです。

シンプルながら
頭周りが快適でした。

ここで座席ガン下げジジイも下車。
前の座席がデフォに戻ったことにより
快適が超快適に変わりました。
乗客の多くが帯広で降りた結果、
車両に残ったのは数人。
内陸から海を目指して旅は続きます。


18:10。
十勝郡浦幌町。
ついに苫小牧以来の太平洋が姿を表します。

「めっちゃ霧ってない?」

と、ここで何気なく各座席に備え付けてある
雑誌を手に取り、読み始めて気が付きます。
そして検索。その答えが分かりました。

・釧路市での霧の発生日数は「毎年100日」以上。
・なぜこんなに霧が発生するのか?
 →釧路の立地条件、海流、気団が影響している。
・夏季は暖かく湿った空気が寒流に冷やされて
 なんやかんやあって南風に乗り釧路に到達する。

環境省HPより引用  


別名は【霧の街 釧路】。

なるほどな〜と思ったのと同時に
空気感が変わったように感じます。

「さっむ!?」
苫小牧に到着してすぐ、暑くて脱いだ
カーディガンをリュックから引っ張り出します。

18:30。
釧路まであと少しというところ。
ここで列車旅最後のイレギュラーその③です。

「前の列車が鹿と衝突」

めっちゃ北海道っぽい〜!!

ここまで来たらもうしゃあなし。
心は穏やか。再度連絡を入れました。


未開の地へ。

19:00。

予定より30分以上遅れて釧路に到着。

地図で見るとかなりの
大移動をして来たのが分かりますね。


「思ってたよりビルが多い」

改札を出るとそこは
「霧の街」らしく19時でこの霧。
ちなみにこの時の気温はたしか16℃。
昼の約30℃からの気温の落差よ。
この時期でこの涼しさは
九州から来た自分からすると身体がバグる。

びっくりしつつも駅前で
数日お世話になる方と合流。

その後は北海道の寿司チェーン
【まつりや】さんへ。

左下は鯨。
密度のある食感で美味かった。
ズワイガニとホッキ貝。
左は確かホッケ。
一夜干ししか食べた事無かったので
美味すぎてびっくりしました。
イクラもウニも
新鮮さ(色)が違いました。
何か忘れたけど美味かった。
玉子。
ザンギ。味が濃くて美味い。

まずネタの大きさ。
北海道の寿司はチェーンでも全然違うと
話では聞いていたけどその通り。
新鮮さは言わずもがな。流石のクオリティ。
めちゃくちゃ美味かったです。

食事の後はお世話になる方の家へ。
約1時間のドライブ。

あぶね~!①

その道中にはキツネも。
北海道に来て初めて見ました。

「これが普通だよ!あはは!」
という地域の差を早速感じながらお家へ。

着いたらお風呂に入って即寝。
長かった1日が終わりました。


最後に。

ご覧いただきありがとうございました。

いよいよ旅は北海道へ。
何も知らない土地。
ずっとワクワクしてました。

次回はとある見学と
昼からは観光に行きます。
大自然で心をぶん殴られました。

また、次でお会いしましょう。

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