エデン難波で『プロ奢スラムのうわさ話をするバー』をした話
3月26日に大阪の難波にあるイベントバーのエデン難波さんで『プロ奢スラムのうわさ話をするバー』を開催させていただきました。
もしも万が一、一緒にやってくれたり、やるぜ!って人がいた時のために当日までに準備した事などを書き残しておこうと思います。
はじめに
・なぜ開催しようと思ったか
プロ奢ラレヤーさんの有料noteを購読すると入れるSlackコミュニティがあるのですが、そこでフランスの社会学者のエミール・デュルケームさんが100年くらい前に書いた「宗教生活の原初形態」という古典を読んだりしていて、そこで『儀礼とは意味はないが効果がある行いである』みたいな事を学び、せっかくなのでそれを実践したらどうなるかを見てみたくなったからです。
どうやって開催したの?
エデン難波の店長さんのナンノさんに連絡しました。
後述する味覚遊びでZOOMを使う必要があったのですが、Wi-Fiをお貸し頂けたりとても親切にいろいろサポートしていただけます。
今回はイベント名にプロ奢ラレヤーさんのお名前を使えせていただいたので、告知をする前にご本人様にも連絡して開催の許可をいただきました。
SlackでDMを送るとすぐ返ってきて驚きました。
もしお店に行った事がなくて不安だったりする人もお店のTwitterに貼ってあるスケジュールを見てみて、気になる日があれば行かれてみてください。
一人がこわい場合はSlackで一緒に行ってくれる人を募集してみてもいいかもしれません。
準備した事
・SNS告知用の画像
Canvaというオンライン画像編集サービスがあるのですが、それがとても便利でした。
サイズはTwitterの投稿に最適なサイズの1600px X 900pxで作成いたしました。
開催時期的に新型コロナウィルスで緊急事態宣言が延長されるかどうか、みたいな時期でしたので画像にも「時勢を鑑みて時短あり」という風に記入いたしました。
結果として、大阪の緊急事態宣言は解除され21時までの営業が可能となりましたので21時までお店に立たせていただきました。
・Slack内への告知用の15秒CM
こちらも先述したCanvaを使用しました。
PowerPointで作ったスライドショーを簡単な動画にする、みたいな事が簡単にできるのでぜひ興味のある人は使ってみてください。
(Slackに参加してる方であれば別途ご相談いただければ条件により作成いたします。)
・味覚を使った遊び
SLackで知り合うことができたよたろーさんという味覚表現に優れた方がいらっしゃいます。
一度直接お会いした事があるのですが本当に食べ物に対する情熱が素晴らしく、情報量の多い大変豊かな時間を過ごさせていただいた経験が忘れられず、それを当日再現できないか?と思いご相談させていただきました。
快く引き受けてくださり、「市販されている個包装の高カカオチョコレートをお客様と一緒に食べ比べながら自分の好みの順番を決める」みたいな事をやらせていただきました。
普段、たとえ市販品であっても色々な種類の高カカオチョコを食べ比べる機会はないようでご参加いただいたお客様が盛り上がってくださり本当にうれしかったです。
こういう風にSlackに集まる色々な才能を持つ方を紹介できる催し物はとても面白いと思いました。
・軽食の準備
会場であるエデン難波はバーなので簡単なフードしか準備されていないそうで、夕方から夜までオープンしているのでお客さんはお腹が空くだろうと思った事と、同じ時期にSlack内で「よい商品とは?」みたいな話題が展開されていた時の事を思い出し、そこで例に上がっていた『ケプリのカレー』を提供しようと思いました。
『ケプリのカレー』は川西能勢口にお店があるケプリというカレー屋さんが通販されている即席カレーの素で、鳥もも肉と玉ねぎとトマト缶と水とカレーの素さえあれば15分で本格的なスパイスカレーが作れてしまうとても優れた商品です。
全ての材料を切ったりして鍋で煮込むだけで作れるので、料理が苦手な人も簡単に短時間で準備する事ができるとても良い製品ですので、興味が湧いた人はぜひご自分でもお試しください。
当日
・開店準備
前日くらいまでに当日行く時間をナンノさんと相談して決めておきます。
今回はカレーの準備などがあったので、開店の1時間前の16時にお店に入って準備をしました。フードとかの準備が特にない場合は15分くらい前にお店に行くとかでも大丈夫そうな気はします。
また、ナンノさんから事前に「イベントのやりかた虎の巻」みたいなものを送っていただけるので、それにエデン難波の機材や環境みたいなものが載っていますので、それに合わせてやりたい事を考えてみるとよいかもしれません。
・ぽつんを作らないようにする
お客さんは徐々に集まってくるので、どうしてもすでに出来上がっている会話の輪みたいなのに新しく来てくださったお客様が入れず手持ち無沙汰になってしまう状況がありました。
ですので、そういう時は意識して話をしにいってみたのですが、Slackに参加されている人が多かったので、すでに共通の話題がある状態で会話をスタートできたのでとてもハードルは低かったように感じます。
・バーテンだけどお酒を作れなくていい
ついつい「バーテン」という言葉を背負ってしまうとお客さんから注文されたお酒を美味しく作らないとダメに思ってしまうのですが、僕たちは素人なのであきらめましょう。
そういう時のためにナンノさんがいてくださるので、わからない注文はナンノさんにお願いして作ってもらってください。
次回への改善点
・余興や全体への話題提供は序盤にやろう
今回はよたろーさんにご協力いただきチョコレートの食べ比べという味覚を使った遊びをしたのですが、ちょっとしたワークショップ形式の内容だったので、やった後の全体のグルーヴ感がものすごく上がりました。
こういう事はもしかするとある程度人数が集まった序盤にやるとよいのかもしれません。
・リアルSlackをしてみたい
note購入者が参加できるSlackは日々さまざまな話題が飛び交っており、もはや全ての情報を追う事は不可能になっています。
最近は一人一人が自分の興味関心に合わせてチャンネルを選ぶようになっており、「大きい話題はうわさレベルで聞いたが詳しくは知らない」みたいな人がほとんどだと思いますので、今回のようなリアルな場所で気になってた事が気軽に聞けるようになるとよいなと考えています。
ですので、4月24日のイベントは「Slack内の話題カード」みたいなものを作ってみても面白いかなと思っています。
・ふらっと来た人への間口は開けておきたい
これは僕の完全に個人的な希望であり、反省点でもあるのですが、前回のイベントの時にSlackに参加されていないお客さんにご来店いただいたのですが、あまりにもSlack内の話題で盛り上がっており、なかなか楽しんでいただくまで時間が掛かってしまったという事がありました。
そういう本当にふらっと来た人も楽しんでいただける間口は開けておきたいなと思いますので考えます。
おわりに
長々と書かせていただきましたが、エデン難波でイベントをやってみた感想になります。
まだまだアップデートできる要素があると思いますので回を重ねるごとにカイゼンできればと思います。
おしらせ
4月24日に『プロ奢スラムのうわさ話をするバー』のvol.02を開催します!
この記事を読んでイベントが気になった人、エデン難波に来てみたかった人、Slack内の話がしたい人はぜひお越しください!
告知画像作りました!