2019.08.19."体力配分をミスった"
お昼から本社で会議だったので、午前中の時間を使い芸術鑑賞。
まず最初は新美術館で開催されているクリスチャン・ボルタンスキー展へ。
レトロ、ノスタルジー、ナンセンスみたいな感じのニュアンスで死みたいなものをポジティブやネガティブをひっくるめて表現しているように感じて独特な引力を感じました。
あと少ししか開催期間は無いですが興味ある人は是非。
続いて近くの森美術館で開催されている塩田千春展へ。
以前、写真を見かけて一目惚れをしてしまった芸術家さんで、僕は「なんでこれをここまでやらなければいけなかったのか?」みたいな執念の溢れる様が大好きなのだが、まさしくこれ!といった感じで終始テンションが上がっていた。
巨大な服に泥を吹き付け吊るす作品はどこかで見た記憶があったり、全体的にどこかで触れたことのある作品性だと思い、思い出しながら作品を見ていたのだが塩田さんが京都の精華大学出身という事が分かった時点ですべてが繋がった。
今は少し薄れてしまったが、10年位前の京都精華大学のアナーキーというか形容しがたいカオスな要素を久しぶりに見たような気がしてしまった。
こちらは10月いっぱいくらいまで開催されているが、興味のある人は早めに見に行ってみてほしい。
ついでにピクサー展も見れる。
朝から美術展を2つ急ぎ足で見たせいか、脳みそが若干オーバーフローしてしまっていて、案の定会議のパフォーマンスが落ちてしまった。
「会議終わりで社内業務をやりつつ打ち合わせを~」みたいな話をされていたが、次の案件があった為新代田へ移動する。
新代田のFEVERというライブハウスで開催されているライブイベントへ。
客入りは正直もっと頑張れたし、きっともっと良いライブも見せれたように思う。
信じているからこそ、リベンジを果たす姿を見てみたい。
「いかにあるあるでまとめられないようにするか」が今の戦略なのかもしれない。
その為のSNSの使い方、ダイレクトマーケティングの可能性、そんな事をぼんやり考えるなどした。
良かれと思って敢えて選択肢を提示し回答を選んでもらうような会話の進行のさせ方をよくするのだが、それはもしかするとコミュニケーションではないのかもしれないという懸念が出た。
確かにRPGで選択肢を選ぶ状況は、実は能動的行為ではなく受動的行為だったりする。
もう少し状況によって使い分ける必要があるなと思った。
【今日見つけた良い音楽】
なし