ピアノやその他習い事について
小学1年生の子を持つ友人と先日語ったこと。
息子から「ピアノはつまらないから辞めたい」と言われ辞めることになってしまった、と。
僕の考えでは、小学6年生くらいまでの子供がつまらないと思うのは教える側の力量不足、もしくは配慮不足、だと思う(1対1で習っている場合は特に)。
子供には失礼な話だが、子供なんて話し方や仕向け方で簡単に楽しく出来るはずなんです。子供は素直で単純だから。
それには子供目線で子供と向き合わなければならないのだが、コミュニケーション能力を磨かせない日本の教育でコミュニケーション能力の高い先生が産まれるはずが無い。マニュアル通りの上っ面の言葉しか喋れない先生方が本気で相手の事を考えるのは合コンくらいのものでしょう。
教師になる過程で子供に対する教え方という大事な事を教えた方が良い。その教え方は、僕の中では遊びだと錯覚させながら教えるという事になっている。しっかり先生が頭を使って考えないとただの遊びになってしまうので、上手いこと子供をノせてノせてノせまくって、一緒に楽しみながら何かの技術を身につけさせてあげよう、という気持ちが大事。
相手に対して適切な教え方を模索してくれる人が良い先生だと思います。
教えてあげてる、という考え方の先生に子供を預けるのは最悪です。可能性潰されます。
水泳の先生をやっていた頃、最初はしっかり教えようという気持ちが強かったのですが、なかなか言うことを聞いてくれない子供達に困っていました。
2ヶ月くらい経つと、そもそも子供の扱いが苦手だった僕にストレスとプレッシャーでマインドチェンジが起きました。
まずは自分が子供の扱い方を学ばなければ教えるどころではない、子供の扱い方は子供から学ぶ事が多い。
そして大人になり忘れてしまっている純粋な心を思い出させてくれたりもした。
練習中に「先生!夕日が綺麗!」と教えてくれたK君、プールに映る反射も本当に綺麗で、、、、観覧席で親御さんが見学してなければ練習止めて眺めたかった!
話が逸れた。
課題をゲームと言うだけでやる気を出す男子、、、
友達感覚で一緒に喜ぶ(大袈裟に)とやる気を出してくれる女子、、
子供は一度懐いたらなかなか離れませんのでゲームという名の練習にハマってくれ、自分のクラスの生徒が増えていった事を思い出します。
何が言いたいかというと、先生選びは大事という事ですね。医者と同じでろくな先生いないと思いますよ。先生=技術、知識を伝えられる人、現代日本には一方通行の先生が多すぎると思います。
日本で人間らしい子供を育てるには義務教育への出席はほどほどにして、留学やホームステイ等で人間らしい感覚を身につけさせ、必要な事は親が教えていくのが理想的だと思っています。
そもそも自分の子供をよく知らん人に預けて安心している親心が僕には理解しづらい。