"断熱"を数値化。【Ua値】とは?
今回のテーマ、
"断熱"を数値化。【Ua値とは】
室内と屋外で温度差がある場合の熱損失
[熱損失] = Ua値×外皮面積×温度差
例; Ua値 1.00。 外皮 250㎡(30坪)
25℃差(外0℃ 内25℃)
1.00× 250 × 25 = 6250w/㎡k
= 6.25kw/㎡k
世界の断熱の比較
海外も国内も地域によって
環境が違うので 基準を設けるために
8区分に わけられます。
日本は珍しく1~8地域
全てある国です。
国内の住宅では 断熱の基準がない為
エアコンを使わずに
24時間 放置していると
ほぼ 外気温と同じになります。
ヨーロッパでは
しっかり断熱性能の基準が
設けられています。
断熱性能が設けられた背景には、
ペスト菌(黒死病)というウイルスが
関係しています。
イギリスの建築基準
湿度とウイルスの関係
人間の健康的な住環境は
温度25℃。 湿度50%。
湿度が70%を越えると
カビやダニの繁殖湿度。
湿度が40%を下回るとウイルスなどの
感染症の繁殖湿度になります。
日本での基準
HEAT20 G1(グレード1)
冬期間の最低体感温度が、
1・2地域では、13℃を下回らない
3~7地域では、10℃を下回らない
HEAT20 G2(グレード2)
1・2地域では、15℃を下回らない
3~7地域では、13℃を下回らない
今後 予定されてる
HEAT20 G3(グレード3)
1・2地域では、16℃を下回らない
3~7地域では、15℃を下回らない
このぐらいの性能でも
海外からしたら 低いレベルですが
今後 10年 20年とすれば
"G3 標準"ぐらいに 進歩していって欲しいですね。