『太陽に素直な設計』"パッシブデザイン"
古代ローマの建築家
ウィトルウィウスが残した言葉。
『強・用・美』
強がなければ、用は果たさない。
強と用がなければ、美は形だけのもの。
そして美がなければ、建築とは言えない。
今回のタイトルの
パッシブデザイン
『太陽に素直な設計』について
例えば
夏の日差しは遮って、冬の日差しは取り入れるという設計
夏は太陽の角度が高く、冬は太陽の角度が低い。
そのことを利用して、日除け用の小型の屋根(庇:ひさし)の長さや角度を調整して、
夏は日差しを遮蔽して、涼しく。
冬は日差しを取得して、暖かく。
※日差し(庇)や軒は 雨水の侵入も防いでくれます。
認定基準の一部
①断熱等性能等級[省エネルギー等級]) (長期優良住宅)
①'外皮性能 (Zeh)
②エネルギー消費量の削減率(Zeh)
があります。
どのような中身かとざっくり言うと
①断熱材・窓サッシや扉で、屋外と室内をしっかり区切って、温度を逃がさないようにしましょう。
②『電気、灯油、ガス』(一次エネルギー)の使う量を減らして暮らしましょう。
太陽を味方に付けると、室内の温度を健康に過ごせる。
室温25 ±1℃。湿度50% ±10ですごせます。
太陽に素直な設計をするには、パソコンのソフトで計算できます。
365日24時間の太陽の動きを参考に
・窓の 位置と大きさ
・庇(ひさし)の 長さと角度
・断熱材の厚み
あとは 窓サッシや 玄関扉の外皮性能に関係するものも
計算材料になります。
太陽を味方につけて、
光熱費と地球環境に優しい住宅をデザインしましょう(*´ω`*)