音声SNSにコンサートリーディングという選択肢
2021年、音声メディアSNSには大手企業が名乗りをあげて、覇権争いを興じています。遅ればせながら、9月に僕もClubhouseデビューしました。Clubhouseや音声SNSの良さを活かした読書会って何だと思いますか?
現時点で僕がたどりついた答えは「朗読」+「輪読」形式の読書会です。Clubhouseで「本紹介型の読書会」や、課題本を決めて「感想をシェアする読書会」もOKなのですが、「本紹介型の読書会」はくっきー🍪さんが「本を売らない本屋さん」で毎朝やってるから、さらに自分がやる必要性が感じられない…😅
Clubhouseならではのウリは?
そもそも、Clubhouseのウリは配信した内容が残らないことではないでしょうか。つまり、細かいことは忘れ去られるけど、印象深い体験のみが参加者の思い出として残ることがポイントだと考えます。
だから、声に出して読んでみたいけど、ちょっと恥ずかしくて人前では読めない…だけど、読んでみたい♪という、禁断の果実みたいな本をみんなで自由に読むのが良いのではないか!?と考えました。
なので、「朗読」+「輪読」形式の読書会なのです。さらに一段掘り下げて、コンサートリーディングが推しです。
コンサートリーディング = 朗読×BGM ≒ 心に残る読書
コンサートリーディングとは、感性豊かな子供達へ絵本を慣れ親しんでもらう目的で考案された、音楽と一緒に絵本を読み聞かせする読書会の形式です。Clubhouseではこの手法を応用して、BGMを流しつつ、ちょっと声に出して読むのが恥ずかしい「禁断の書」を、参加者のみんなで自由に読んでいく形式をご提案したいです。
この読書会、楽しみ方は大きく2つに分かれます。1つ目はモデレータ(進行役)・スピーカー(話すことができる参加者)が声に出して本を読むことで、本の中の登場人物になりきれることです。上手く朗読できたなら、本の登場人物を自分の中に取り込めたと自慢して良いです。逆に、思うように朗読できなかったとしても、Clubhouseは話した内容が録音されません。思いっきり失敗できます。ある意味、失敗した方が楽しいかも知れません。
2つ目はリスナー(聞くだけの参加者)として参加することです。リスナーは本を持っていなくても「禁断の書」の内容を耳で楽しむことができます。とは言うものの、モデレータやスピーカーが楽しそうに朗読しているのを聴いているうちに、つい「禁断の書」に手を出してしまうかも知れません。
もしも、「禁断の書」に手を出してしまったなら、次回はスピーカーとして参加することをおススメします。もちろん、こっそりと一人で音読して楽しむのもOKです♪
コンサートリーディングの要は何と言っても「選書」ですね。声に出して読んでみたいけど、ちょっと恥ずかしくて人前では読めない、絶妙な本がありましたら、教えて頂きたいです。
只今、コンサートリーディング実践中でしてよ♪
ちなみに、第1弾では「お嬢さまことば速修講座」をコンサートリーディングしました。ご本の全体がお嬢さまことばで上品に書きしるされてまして、お読みになるだけで気品漂う、宮様のような おことば遣いが自然と身につく……というお噂でしてよ。
このコンサートリーディングはClubhouse内のクラブ「オンラインモーニング読書会のお部屋」で不定期に開催中です。