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外出先で音声とBGMをいい感じに合成したい♪
Clubhouseなどの音声SNSやZoomなどのライブ配信、音声だけじゃ物足りない!、うっすらと背景にBGMを流したい!!、って思ったことないですか? 僕が最近導入した、少ない機材かつ安価な方法で、パソコンやスマホからの配信音声にBGMをミックスする方法をお伝えしたいと思います。
WindowsパソコンならOS標準機能でもミキサーできるが…
WindowsパソコンならOS標準のステレオミキサーで、パソコン内部の音楽とマイク音声を合成できます。(詳細は下の記事を参照ください。)しかしながら、スマホでは手頃なミキサーアプリが見当たりません。また、パソコン内部でマイク音声とBGMと音声を合成できたとしても、実際の出力をモニタしながらアナログに微調整したいところです。
USBアナログミキサーなら、お手軽にBGMを重ねられる
そんな要望をお手軽に実現してくれるのが、USBアナログミキサー(配信用アナログミキサー)です。昨今のテレワーク需要なども追い風となり、高性能かつお手頃な価格帯のUSBアナログミキサーが各社から発売されています。
正直、YAMAHA AG03以外は値段・機能・性能も大きな違いがないので、お好みで選択するのが良いと思います。YAMAHA AG03はお値段が高いだけあって、エフェクトや「AG DSP Controller」というソフトウェアが付属するので、より本格的で玄人向けです。
僕はギュイーントクガワさんの動チェク!を観て、BEHRINGER XENYX 302USB を買いました。ギュイーンさんの動画では、USBアナログミキサーを実際にどんな風に使えばいいのか、とてもわかりやすく、ワクワク感をもって紹介してくれます。
AG03の動チェク!も観ました。AG03は多くのYouTuberが愛用しているだけに、魅力的な機能が豊富で欲しくなってしまいます。でも、屋外での利用を前提とする自分の場合、XENYX 302USB があれば、AG03の出番は無さそう。なので、AG03はギリギリのところで購入を思いとどまり、XENYX 302USB を速効でポチったのでした。
この動画は危険です♪😅
ラジオ局も顔負けの双方向音声メディアを素人が実現可能
老いも若きも動画や音声をネット配信する今日この頃ですが、お手元にUSBアナログミキサーが1台あれば、ClubhouseやZoom会議がさら楽しくなること請け合いです。皆さんもぜひお試しください。
なお、合成した音声をスマホに入力するためには、XENYX 302USB の「OUTPUT2」とスマホのイヤホンプラグをアナログ接続しています。RCA端子(オス)とステレオミニジャック(オス)のオーディオケーブルと、4極ミニジャックをスピーカ・マイクに分岐する変換ケーブルがあれば、合成音声のスマホへの入力と、スマホから出力される音声をヘッドホンで聞くことができます。
分岐のスピーカー側にイヤホンを接続し、マイク側にXENYX 302USB のOUTPUT2 を接続するのが○です。
BGMはパソコンと XENYX 302USB をUSB接続して、VLCのオーディオメニューで「USB Audio CODEC」を選択して、音楽ファイルを再生するだけです。とても、お手軽です。
コンサートリーディングしよう!
ということで、7,000円ほどの投資で双方向性のあるラジオ局っぽいものが簡単に実現できてしまう訳です。しかも、野外や出先から……なんと、すばらしい時代でしょうか!!
このUSBアナログミキサーを使って、冒頭の写真のとおり、Clubhouse上でコンサートリーディング(輪読形式の読書会)を実験中です。暫くの期間は、第1・第3水曜日の朝 5:30~6:00 に開催しておりますので、興味のある方はご参加ください♪