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正直、ここまでとは。

実に驚いたというか、
あまりにも自然で驚いた。
というのが、正直な結論である。

そう、そのクルマは、

HYUNDAI KONA (ヒョンデ コナ)

である。

カテゴリー的には、
コンパクトSUVの電気自動車(BEV)である。

独特なフロントマスクに、慣れは要するが、見た目以上に、その走りに驚いたので、お伝えしたい。

<CMの構成に驚いた>

まずは、下のCMをご覧いただきたい。

なんだか懐かしい感じのアニメーションと、
実写の融合。そして楽曲。

このバランスが実によいと感じた。

キャッチーであり、
言いたいこと、伝えたい機能の
一部がよくわかる。

クルマのCMはこうだよなぁと。
つまり、印象は大切ということを痛感した。

実車と対面

やはり、インパクトのあるフロントフェイスは、見慣れず、???ではあるものの、

サイズ感は大きすぎず、
小さすぎずである。

横一文字のデイライトと、やや下方にあるヘッドライトの位置関係は、これまでにない斬新的なバランスにある。

好き嫌いは、相当はっきり出るだろう。

それはそれでいいと思う。


走りについて

当然のことながら、BEVなので、
音は静か、パワートレーンからの振動はない。

しかも、速い。
たが、爆発的な加速とは違う
まろやか系であり、ガソリン車と比較しても違和感を覚えにくい動きをする。

また、ステアリングフィールが秀逸。
特に切り始めの動きにひっかりがなく、
唐突に立ち上がりがない。

比較的高めの車高であるにも関わらず、
グラつきも感じにくいのは、

BEVならではの特徴ではあるものの、
低重心をドライバーに対して

押し付けがましくないセッティング
にしているのが、実に好印象である。

そして、何よりも驚いたのは、
ブレーキフィーリングの良さがあげられる。

ペダルを踏んで止まるは当然のことながら、
あるところから、
突然減速Gが立ち上がることはない

そして、
止まる寸前のコントロール性と、挙動が見事
であり、ガソリン車と遜色ない。

つまり、
カックンブレーキとノーズダイブ
が起きにくいのである。


気になる点

それは、もちろんある。
慣れもあるが、メーターが見にくいこと。

最近、某欧州車もそうだが、
フラットな液晶パネルを直立させているので、

メーターパネルに対して
寝ているステアリング上部との距離が近い

よって、
ウインカー表示が被ってしまったり、

ウリである、
ウインカー連動の後方モニター表示
が見にくくなってしまう点は、
実に惜しいポイントである。


まとめ

以上が、ヒョンデコナを試乗してみた感想だが、
正直ここまでか!
というのが、率直な感想である。

もっと言うなれば、
大したことはないだろうというのが、当初の予想であったので
それは、大きく上回っている。

その反対に、実際、各方面で絶賛されているクルマに乗って見ると、印象が残らない、大したことはない場合はよくあります。

つまり、どんなクルマでも、
乗ってみないと絶対にわからないといことである。

乗らず嫌いはやめて、可能な限り乗ってみてほしい。


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