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【FOMM ONE】これは、面白いぞ!ありだぞ!せっかくだから、体験した方がいい。

先日の衝撃の出会いから、数日。

アプリ会員登録の後、
ついに乗ってきた。

未知とは遭遇した方が、
やっぱり面白いです。

では、どんな感じなのか。
それでは乗り込んでみましょう。

あれがない⁈

まず始めに、
教習所で初めて触れるクルマ
(マツダ2セダンや
トヨタカローラ<正確にはトヨタ教習車>等)
とは、大きく異なるのは、
そのサイズ。

運転席に座って、室内の端から端まで、
手が届きそうなサイズ感。

実際に、左のドアミラー調整は、
窓を開ければ、余裕で手が届きます。

そして、
上記の車種に比べて
操作感が異なります。

じつは…

アクセルペダルがありません!

じゃ、どうするのか。

ステアリングの先にある、
レバー (パドル)でアクセル操作
をします。

ブレーキは、通常のクルマと同じように、
ペダルで操作をします。

メリットとして、
踏み間違いがない。

デメリットして、
慣れが必要。

こんな感じでしょうか。
その他、大きな違いはありません。


いつものように、運転時のルーティーンを
確実に行ない、安全確認をして発車します。

独特のパドルアクセルは、
左右に設置されており、

引くことで、
アクセルと同じ動作をします。

そのどちらでも、
同じ動きをしますので、

使いやすい方、利き手での
操作で構いません。

そして、その操作感と挙動は、
どことなく、
バイクのようなイメージです。

特に低速時におけるブレーキコントロールは、
50cc原付のような感じ。

およそ1トン近くある
軽自動車と同じような位置で、
ブレーキを掛けると、
随分と手前ので止まります。

軽い踏力で、長くブレーキを
掛けるのに慣れてしまうと、戸惑う。

しかし、50km/hほどで走行中から、
信号切り替わりのタイミングで、

ブレーキを踏んで、
停止線に対してぴったり止めようとするも、

イメージ通りにブレーキが掛けられず、
コントロールがシビアに感じた。

慣れれば問題ないのだろうが…
でも、この発想は新しい。

それが素直な感想である。

乗り味は?

  1. 走り出しは、じつに軽快だが、
    スロットル操作に対しては、緩やかな設定。

  2. 車体は実によく跳ね、路面の凹凸を忠実に拾う。

  3. 独特な形状のステアリングは、持ち替えることなく、交差点を通過できる。

第一印象は、こんな感じである。
それでは、深堀してゆく。

1に対する考察

BEVの特性上、
スタートダッシュを効かせるという
セッティングが素直だろう。

しかし、それだと、
日常使用だと過敏すぎて
乗りにくくなってしまう。

なので、
マイルドな特性にしてあると思われる。

ちなみに、
トヨタ車体のコムス、トヨタC+podも
似たようなスロットル特性でしたよ。

また、車重は620kgと軽量であることによる、
アドバンテージは、大いにある。

2に対する考察

まずは、
軽いということが理由

と思われるが、
それよりも、

全長は2,585 mmと、実に短い。
全幅は1,295 mmと、それなり。

全高は1,550 mmと、
タワーパーキング規格にピッタリ。

ちなみに、車重は620 kgと、軽量。

車重はともかく、
実は短い全長による影響が考えられる。

加えて、やや硬めの足回りセッティングも、
その影響はある。

車重に占めるバッテリー容量の割合は、高い。

それを支える
ボディや足回りは、

エンジン車とは違う設定になるのは、
言うまでもない。

ターゲットユーザーを考慮すると、
仕方がないのかな…。

希望を言うなら、
もう少しだけしなやかさが欲しい。

3に対する考察

これは、まさにナイトライダーか?
(古いネタで申し訳ない)

いよいよ、触れることができた、
上端がないステアリングホイールのクルマ。

やはり、乗ってみないと、何も言えない。

そして、驚くのは、持ち替え不要の操作感と、
切った舵角以上に曲がる、ステアリングギア比のクイックさ。
特に後者は、本当に慣れないとびっくりします。

かつて試乗した、ホンダS2000のVGS仕様に近い印象。

ただ、今回は街中オンリーであったことから、
このハンドリングについては、また別の機会を捉え、考察したい。

そして何よりも、持ち替えることなく、
事が足りてしまう、操作感は、斬新以外何者でもない。

他社にも、似たようなステアリング形状の車種はあるが、それは一体どうなんだろうか。

終わりに

やはり、乗らず嫌いはやめた方がいいでしょう。
もっとも、FOMMという会社は、日本の会社。

まずは触れてみる事に、損はないのである。
そして、触れて乗ってみて、どう感じるのか。

それを踏まえると、実に面白かったし、
斬新な操作系は、知って体感できたことは、
有意義であった。

現状は、まだまだ実証実験であるが故に、
配車数も少ない。

今回は1時間ほどシェアさせていただき、
概要を確認したが、

次回は、連続するコーナーや
首都高で試してみたいと思う。

気になる方、
さいたま市在住の方、
もちろん、近隣にお住まいの方、

是非試してみることを、
非常に強くおすすめする。

間違いなくあなたの中に眠る、
クルマの概念が変わるはずです。

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