”今”やりたいことをやる
今回は、よく「これからの人生とかどう考えてるの?」って聞かれることが多いので、それについて話そうと思う。
タイトルにもあるように、
「今やりたいことをやる」
この一言に尽きる。
サッカーは身体が資本だから、もし衰えてからドルトムント(ドイツ1部のプロサッカーチーム)を目指したいと思ってもなかなかできない。
やりたかったら今やるしかない。
他にもやりたいことはあるが、今はこれが一番やっていて楽しいし、目標もあるから、心と体がマッチして毎日生きることができている。
スマホが登場し、時代のキーワードが「変化」となった今、遠い未来を予測することは極めて難しいと思う。
これだけテクノロジーが発展したが、少し先の未来を考えることはできても、何年も先のことを正確に予測することはできない。
さらに、変化が頻繁に起きる時代では、今まで常識だったものがすぐに常識ではなくなってしまう。
これは、
「今やりたいことを今やらなければ、明日にはできなくなってしまう」
という可能性を秘めていると私は思う。
だから私は今サッカーをやる。
そして、私は将来自分がどうなるかなんて考えたって仕方がないと思っている。
大雑把に「こんなことをやりたい」とか、「こんなふうになりたい」というものは持っていてもいいと思うが、明確なビジョンなんてなくてもいい。
変化の時代にやりたいことを明確に決めてしまっては、変化に対応しづらくなる。
だから、今やりたいことをやればいいに尽きる。
多くの人の悩みの一つに、「やりたいことがわからない」というものがあると思うが、幸い私にはやりたいことがある。
だから、本当にやりたいと思ったときに私はやる。
もちろん、自分のビジョンや価値観というものも一応あるし、自己分析もある程度はしているつもり。
毎週、いろんな人とズームで会話しては、いろんな人の価値観も取り入れてるつもり。
でもこんなのは時代が変われば、すぐに変化するものでもあるのかなとも思う。
結局、そのときやりたいことをやるのが一番楽しくて、いい人生を送れるのかなと気づいた。
ありきたりかもしれないけど、結局そう。
ポイントは、できるできないの基準を設けないこと。
そして、人の目を気にしないこと。
本当にやりたいと思ったことがあるなら、まず「やる」って決めること。
できるかできないかなんて考えなくていい。
できるようにすればいいだけ。
日本に生まれた今の時代、なんでも探せばいくらでも方法はある。
みんなやろうと思えば何でもできる世の中。
できないのではなく、知らないだけだ。
そんなこんなで、「これからの人生どう考えてるの?」って聞かれたときの私の答えは、
まず20代はとりあえずサッカーずっとやりたいと思うので、ドイツでサッカーやります。目標は26歳でドルトムントで活躍する選手になることです。で、サッカーやりきったとか、また気持ちの変化があったら、そのときにやりたいことをやろうと思っています。何もなかったらとりあえず面白そうなので起業します。
こんな感じ。
こんくらい緩い方が私にはあっているし、時代にもあっていると思う。
よく「目標から逆算しろ」とか言われてきた。
大きな目標を立てて、それを達成するために、小さな目標を設けて、一つずつクリアしていくことで本来の目標を達成できるというものだ。
これは手段に執着しろということと同義の言葉ではないと思うし、たしかに良いやり方の一つではあると思う。
でもそれと同時に危険も存在する。
結局これも考え方の一つで、目標を達成するための手段にすぎないと私は思うから。
変化の時代に、やっぱり手段に執着することは極めて危険である。
手段が急に使えなくなることが頻繁に起こるから。
そういう考えに至ってから私は、明確に目標までの道のりを考えなくなった。
目標だけを見据えて、見たすら目の前のことを楽しむようにしている。
「頑張んなよ!楽しめよ!」ってそういう意味の言葉でもあったのかなって最近は解釈している。
こうやって、正しいと教わった考え方も時代とともに正しいものではなくなっていくのだろうか。
きっと私の今の持っている考えも、数か月、数年したらまったく別のものになっている。
でもそれでいい。
常に新しい知識を取り入れて、過去の使えない情報は捨てる。
そうやってアップデートを続けていかないときっと取り残される。
なんて偉そうなことを言っているが、所詮ビジネス書や自己啓発本に影響されただけの、若者が言っているたわごとなので、気にしなくていいと思う。
だけど私は、本気でそう思っているということは最後に言っておく。
自分の人生、死ぬときに笑えるように、自己満で構わないから幸せな人生を生きるって決めたので。