映画の紹介5本目 『イエスタデイ』
こんにちは、TAKUです。
今日紹介するのは、
『イエスタデイ』という映画です。
この映画は、ダニー・ボイルさんが手掛けた作品で、
ビートルズが消えてしまった世界で、
唯一その曲を知る存在となった1人のシンガー・ソングライターの活躍を、
ビートルズの楽曲に乗せて描いた物語です。
【監督のダニー・ボイルさんについて】
英国のマンチェスター生まれで、ジョイント・ストック・シアター・カンパニーの演出家としてキャリアを始め、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでも5つの作品を手掛けました。
その後イギリスのテレビで番組制作をしたのち、ユアン・マクレガー主演の「シャロウ・グレイブ」(94)で映画監督デビューし、96年に手がけた2作目の「トレインスポッティング」が世界的な話題作となり、本国イギリスやヨーロッパはもとより、アメリカ、日本でも大ヒットとなりました。
翌年、マクレガーと再びタッグを組んだ3作目の映画「普通じゃない」(97)でハリウッドに進出し、その後、「ザ・ビーチ」(99)、「28日後...」(02)、「サンシャイン2057」(07)などの監督をします。
08年に公開された「スラムドッグ$ミリオネア」は、アカデミー賞で作品賞をはじめ8部門を受賞し、自身も監督賞を手にし、近年の映画監督作に「トランス」(13)、「スティーブ・ジョブズ」(15)、「T2 トレインスポッティング」(17)などがあります。
12年にはロンドンオリンピック開会式の演出も務めて話題となりました。
【あらすじ】
売れないシンガーソングライターのジャックが音楽で有名になるという夢をあきらめた日、12秒間、世界規模で謎の大停電が発生します。
真っ暗闇の中、交通事故に遭ったジャックが、昏睡状態から目を覚ますと、あのビートルズが世の中に存在しておらず、世界中で彼らを知っているのはジャックひとりだけでした。
ジャックがビートルズの曲を歌うとライブは大盛況、SNSで大反響、マスコミも大注目。
すると、その曲に魅了された超人気ミュージシャン、エド・シーランが突然やって来て、彼のツアーのオープニングアクトを任されることになりました。
エドはジャックにソングライティング対決を持ちかけ、エドは「ペンギンズ」、ジャックは「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」で勝負して、ジャックの演奏を聴いたエドは敗北を認めた。その後、ロサンゼルスにて、冷酷なエージェントであるデブラ・ハマーと契約を結びます。
エドも嫉妬するほどのパフォーマンスを披露すると、ついにメジャーデビューのオファーが舞い込み、思いがけず夢を叶えたかに見えたジャックでしたが、屋上のコンサート終了後、ジャックの楽屋に2人のファンが訪れました。
この2人はビートルズの存在を覚えており、ジャックがビートルズの曲を自作の曲として発表していること、さらにリヴァプールを訪れていたことを知っていました。
ジャックはこれらの事実を認めますが、2人にビートルズがいない世界でビートルズの楽曲を世界に発信したことを感謝され、ここで2人はジャックに対し、ある人物の住所が書かれたメモを渡して、そこからジョンと出会いクライマックスを迎える物語です。
【最後に】
本映画は、ダニー・ボイルさんが手掛けた作品で、
ビートルズが消えてしまった世界で、
唯一その曲を知る存在となった1人のシンガー・ソングライターの活躍を、
ビートルズの楽曲に乗せて描いた作品です。
本映画を鑑賞する中で、ジャックが成功するにつれて陥る不安や恐怖、愛する女性が離れていく悲しさやパートナーや家族への愛情が大切なのだと学びました。
ぜひ、おすすめの作品です!