映画の紹介15本目 『バットマン ビギンズ』
こんにちは、takuです。
今日紹介する映画は、
『バットマン ビギンズ』です。
この映画は、
クリストファー・ノーラン監督の作品で、
『ダークナイト』3部作シリーズの第1作目です。
【監督のクリストファー・ノーランについて】
監督は、イギリス出身の映画監督で、
映画プロデューサー、脚本家でもあります。
子どもの頃から8ミリでの撮影を始め、
89年に短編「tarantella」が公共放送サービスで放映されました。
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで英文学を専攻するかたわらで、16ミリで映画製作を行います。
初長編作品「フォロウィング」(98)がトロント、ロッテルダム、香港などの映画祭で高い評価を受け、続く「メメント」でインディペンデント・スピリッツ・アワードの監督賞と脚本賞を獲得しました。
「バットマン」新シリーズの第1弾「バットマン・ビギンズ」の監督に抜てきされ、続編の「ダークナイト」も大ヒットして、その後も「プレステージ」「インセプション」「バットマン」シリーズ第3弾と話題作が続きます。
【あらすじ】
ブルース・ウェインの頭から片時も離れることがない、眼前で最愛の両親を射殺された忌まわしい記憶があります。
ゴッサム・シティーの路上で起きたその事件以来、ブルースの人生は一変しました。
罪悪感と怒り、日増しに膨れ上がる復讐心、
両親が教えてくれた博愛の精神を受け継がなければならないという使命感に駆られてしまいます。
様々な思いをかかえた失意の御曹司ブルースは何不自由ない生活を捨て去り、
ゴッサム・シティーを離れ、
世界中を放浪するようになります。
そんな時に、犯罪者の心理を知るために
自ら罪人となったブルースの前に
ヘンリー・デュカードが 現れます。
「影の軍団」を率いるラーズ・アル・グールの代理人と称するこの男は、
ブルースの秘めたる資質を見出し、
影の軍団へとスカウトします。
デュカードの指導の下、
悪を倒し恐怖心に打ち勝つ術を見つけるために、心身を極限まで鍛え上げるブルースでした。
しかし、永い修行を終えると同時に影の軍団の
真の目的を知り、
組織を離れることを決意するのでした。
7年ぶりにゴッサム・シティーへと戻ったブルースは、犯罪と不正にまみれた街の現状を目の当たりにします。
ウェイン家が慈善事業の拠点としていた
ウェイン・エンタープライズですら、
会社の利益のみを追求する社長代理リチャード・アールが牛耳り、ブルースの両親が掲げていた
尊い理念は消えていました。
ブルースの幼馴染で、
今では地方検事のレイチェル・ドーズは、
ゴッサム・シティーにのさばる凶悪犯に手を焼いていました。
犯罪組織のトップに君臨するカーマイン・ファルコーネらの仕業によって、
この街の司法制度は腐敗しきり、
法の力は無に近い状態でした。
さらにファルコーネは、
精神科医ジョナサン・クレインに話を持ちかけて、係争中か収監中の手下を心神喪失と鑑定させることで解放し、一方のクレインも その見返りを受け、自らの野望を達成するために、
着々と準備を進めるのでした。
ブルースは忠実な執事アルフレッド、
善良な警察官であるジム・ゴードン 、
科学者ルーシャス・フォックスらの協力を得て、「もうひとりの自分」を解き放ちます。
それは正義を全うすべく揺らぐことのない信念と、強靭な肉体を漆黒のスーツに包むことで、
恐怖を敵の心に植えつける闇の騎士バットマンだった...という物語です。
【最後に】
本映画の途中でブルースの父親が、
「人はなぜ堕ちるのか? 這い上がるためだ。」
というセリフがあったり、
深く考えさせられるシーンが沢山あり、
内省を促す強烈な言葉が多いです。
とてもお勧めの映画です!
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