映画の紹介181本目 『オールド・ルーキー』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『オールド・ルーキー』です。
この映画はジョン・リー・ハンコック監督の作品で、
1999年に35歳という年齢で初めてメジャー・リーグのマウンドを踏んだ“史上最年長のルーキー”ジム・モリスとその家族の絆を描いた物語です。
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【ジョン・リー・ハンコック監督について】
監督はアメリカ合衆国の映画監督・脚本家です。
91年、映画「Hard Time Romance」で脚本家・監督としてデビューします。
続けて、「パーフェクト・ワールド」(93)の脚本は、クリント・イーストウッド監督によって映画化されました。
その後、監督作「オールド・ルーキー」(本作。
02)、「アラモ」(04)を経て、09年の「しあわせの隠れ場所」では主演のサンドラ・ブロックにオスカーをもたらしました。
ディズニーの名作、「メリー・ポピンズ」の製作秘話を描いた「ウォルト・ディズニーの約束」(13)でもメガホンをとったほか、「スノーホワイト」(12)など、おとぎ話を再構築した大作で脚本を担当しています。
【あらすじ】
ジム・モリスはどこにでもいる普通の野球少年でした。
そんな彼は雪が積もる家の前でも弟とキャッチボールをするくらい、野球に夢中になっていました。
しかし、ジムの父親は海軍勤務であったため、基地の異動が激しく、引っ越しを繰り返していました。
15歳くらいの頃、ジムは地域の野球チームに所属しており、シーズンも折り返しに入ろうとしていた矢先、父親から基地の異動があると聞かされます。
さらに、その移動先はテキサス州西部で、野球というスポーツとは無縁の土地であることを知るのでした。
ジムは所属しているチームをシーズン途中で抜けなければならないこと、野球ができない環境に行かなくてはならないことに大きなショックを受けてしまいます。
その後、テキサス西部への引っ越しのさなか、ジムはグローブが入っていた段ボールを旧宅に忘れたことに気付きますが、父親に「野球より大事なものは、世の中に山ほどある」と説教されるのでした。
それでも、ジムは野球への思いを立ちきれず、広い大地で独り投球練習を続けます。
ジムは高校では野球チームがなかったため野球ができませんでしたが、大学進学後はチームに所属して活躍し、スカウトを受け、マイナーリーグでプレーするまでになりました。
しかし、そのころから肩の怪我が悪化し、思うようなプレーができなくなったため、メジャーリーガーになる夢を諦めるのでした。
時は流れ、35歳になったジムは、テキサス州ビッグ・レイクで高校教師と野球チームの監督という充実した仕事を持ち、妻ロリーや3人の子供たちに囲まれ平穏な日々を送っていました。
それでもジムは、メジャーリーガーになるという子供の頃からの夢を忘れたわけではありませんでした。
ある日、ジムが指導している生徒のジョエルから、ジムが夜に独りで投球練習をしているのを見たと聞かされます。
ジョエルはジムに「ミットにめがけて投げてみては」と提案し、ジムは2、3球投げてみることになります。
当初ジムはジョエルのミットにめがけて投球するも、全力投球をせずにいそれに気づいたジョエルは「本気で投げてよ」と頼み、ジムはその要望に応えてジェエルのミットに全力で投げました。
翌日の練習で、ジムは打撃投手をすることになり、チームの中でもお調子者のワックが対戦相手に名乗りでてきて、その後ラストへ進行する物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
心から情熱を注げる野球で、日々修練を積みながら理想をイメージする姿勢や自己の信念を貫き通す生き様が勉強になりました。
とてもオススメの作品です!