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映画の紹介132本目 『ミスト』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ミスト』です。

この映画はフランク・ダラボン監督の作品で、

極限状況下に置かれた人間の精神の脆さをリアルに描いたミステリー大作です。

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【フランク・ダラボン監督について】

監督はアメリカの脚本家、映画監督、映画プロデューサーです。

ハンガリーから亡命した両親のもと、仏モンベリアルの難民キャンプで生まれました。

1981年、制作アシスタントとして低予算映画「ヘルナイト」に参加したのをきっかけに、大道具などの仕事を得つつ脚本家を目指すようになります。

「エルム街の悪夢3 惨劇の館」(87)の共同脚本で脚本家デビューし、スティーブン・キングの小説を映画化した「ショーシャンクの空に」(94)では自らメガホンを取り、長編監督デビューを果たしました。

同作はアカデミー賞で作品賞・脚色賞を含む7部門にノミネートされ、映画ファンに愛される名作として広く知られています。

同じくキング原作のも同作品賞など4部門の候補となり、以降の監督作にジム・キャリー主演「マジェスティック」(01)、3度目のスティーブン・キング作品の映画化を手がけた「ミスト」(07)などがあります。

またプロデューサーとしても活躍し、大ヒットTVシリーズ「ウォーキング・デッド」(10〜20)では企画・制作総指揮を務めました。

【あらすじ】

激しい嵐が町を襲った翌朝、湖のほとりに住むデヴィッド・ドレイトンとその妻のステファニーは自宅の窓やボート小屋が壊れているのを見つけます。

デヴィッドは買い出しのため、8歳の息子のビリーと隣人のブレント・ノートンと共に車で地元のスーパーマーケットへ向かいました。

店は客たちで賑わっていましたが、冷蔵庫以外は停電していました。

デヴィッドたちが買い物をしていると、店外ではパトカーや救急車が走り回りサイレンが鳴り始めます。

その直後、鼻血を流したダン・ミラーが店内へ逃げ込み「霧の中に何かがいる」と叫びます。

店内の一同が戸惑うなか店外の辺り一面は白い霧に包まれ、不安に駆られた客たちは店内へ閉じこもりました。

狂信者のミセス・カーモディは「これはハルマゲドンの始まりだ」と考えます。

自宅に2人の子供を残してきた女性は誰か一緒に付いて来てくれるように懇願しましたが、皆に拒否されたために「全員地獄に落ちればいい」と言い残して1人で霧の中へと出ていきました。

そんな中、デヴィッドとビリーは教師のアマンダ・ダンフリーと仲良くなります。

デヴィッドはメカニックのマイロン、ジム、ノーム、そして副店長のオリー・ウィークスと共に倉庫を調べ店外の排気口の様子を見るためにシャッターを開けますが、そこから謎の触手が侵入してきてノームが連れ去られてしまいます。

デヴィッドたちは店外に謎の生物がいることを皆に伝えましたが、ノートンをはじめとする懐疑的な者たちは救助を要請するために脱出することを主張するのでした。

ノートンたちが霧の中に消えロープは少しずつ引き寄せられるが突然ロープがとても強い力で引っ張られ、ロープを引張ていた力がなくなりたぐり寄せると、男の下半身だけが帰還したのでした。

夜になると、店内の光に寄せられて巨大な羽虫や翼竜のような怪物が窓を破り店内に侵入し、デヴィッドたちは辛くもこれを撃退するが店内で犠牲者が出てしまい、ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
人間は恐怖の極限状態だと解決策を示せるリーダーに無意識で従ってしまう事など、人間の性質を上手く表現した内容だと感じました。

また一度見ると放心状態になってしまうくらい、衝撃のラストシーンは見所です。

とてもオススメな作品です!

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