映画の紹介152本目 「127時間』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『127時間』です。
この映画はダニー・ボイル監督の作品で、
登山家のアーロン・リー・ラルストンの自伝『奇跡の6日間』を原作とした物語です。
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【ダニー・ボイル監督について】
監督はイギリスの映画監督・映画プロデューサーです。
ジョイント・ストック・シアター・カンパニーの演出家としてキャリアを始め、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでも5つの作品を手掛けました。
その後イギリスのテレビで番組制作をしたのち、ユアン・マクレガー主演の「シャロウ・グレイブ」(94)で映画監督デビューします。
96年に手がけた、2作目の「トレインスポッティング」が世界的な話題作となり、本国イギリスやヨーロッパはもとより、アメリカ、日本でも大ヒットとなりました。
翌年、マクレガーと再びタッグを組んだ3作目の映画「普通じゃない」(97)でハリウッドに進出し、その後は「ザ・ビーチ」(99)、「28日後...」(02)、「サンシャイン2057」(07)などを監督します。
08年に公開された「スラムドッグ$ミリオネア」は、アカデミー賞で作品賞をはじめ8部門を受賞し、自身も監督賞を手にしました。
近年の映画監督作として、「トランス」(13)、「スティーブ・ジョブズ」(15)、「T2 トレインスポッティング」(17)、「イエスタデイ」(19)などがあります。
【あらすじ】
2003年4月25日金曜日夜。
アーロン・ラルストンは、ユタ州のキャニオンランズ国立公園にキャニオニングに出かける準備をしており、妹からの電話も無視して出発しました。
翌朝彼は自転車で走り、その後は徒歩で目的地を目指した。道中、道に迷っていたクリスティとミーガンの二人と出会い、アーロンはガイドを買って出ます。
彼はおもしろいものがあると言い、幅の狭い峡谷を通って地下プールへ案内した。3人はそのプールに何度も飛び込んで楽しみ、ビデオカメラでその姿を撮影しました。
遊び終わった2人は別れ際にアーロンをグリーン・リバー町外れでの明日のパーティに誘い、彼は出席を約束するのでした。
しかし、彼女らは本当に彼が来てくれるのか疑問に思います。
アーロンがユタ州中部、グリーン・リバーの町付近一帯のサン・ラファエル・スウェルと呼ばれる地域にある目的地のブルー・ジョン・キャニオンというスロット・キャニオンのキャニオニングを楽しんでいた最中に岩と共に滑落して、右手が岩と壁の間に挟まれてしまいます。
アーロンは身動きが取れなくなり、大声で助けを呼んだが周囲に誰も居ませんでした。
アーロン1人の力では岩はびくともせず、岩を削ろうにも持っていた万能ツールのナイフはまるで役に立ちません。
彼はボトル1本の水とわずかな食糧で食いつなぎ、そしてビデオカメラに様子を記録し始めるのでした。
岩を崩す試みが無駄とわかると、今度は挟まった自分の右腕を切り離そうとし始めますが、ナイフは皮膚を切ることすらできないくらい鈍いことがわかります。
次にアーロンはナイフを腕に突き刺しますが、骨を深く切れないとわかります。
また彼は水を飲み干すとやむ得ず貯めていた自分の尿を飲んでしまいます。
彼が自分の命が死にゆくのを感じ始めると、ビデオ日記はますます狂っていきました。
彼は自分の家族、元恋人との思い出、事故前の2人のハイカーのことを夢に見始めるようになり、ラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
単にサバイバルの映画を描いているだけではなく、死ぬ間際で思い出すのは家族や恋人との思い出など、人との繋がりの大切をありありと感じることが出来ました。
とてもオススメの作品です!
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