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映画の紹介149本目 『プリデスティネーション』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『プリデスティネーション』です。

この映画はマイケル&ピーター・スピエリック兄弟が監督で、

ロバート・A・ハインラインが手掛けた伝説的SF小説「輪廻の蛇」を完全映画化し、

携帯型タイムマシンによって時間と場所を自在に瞬間移動する時空警察のエージェントが、大量殺戮を目論む凶悪な連続爆弾魔を追い詰める命懸けのラスト・ミッションに挑む姿を描いた物語です。

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【監督のマイケル&ピーター・スピエリック兄弟について】

二人の監督は兄弟はドイツ生まれでオーストラリアの映画監督、プロデューサー、脚本家です。

1976年4月29日にドイツのバックホルツにて一卵性双生児として生まれ、80年代後半に家族と共にオーストラリアのブリスベンへ移住し、その後クイーンズランド大学に進学します。

マイケルは映画やテレビでのグラフィックデザインをピーターは美術を専攻しました。

その後は広告業界に進みテレビやCMの演出に携わったのち、短編映画『The Big Picture 』でデビューを果たします。

主な作品として、『デイブレイカー』(2010)、『プリデスティネーション』(2014)などがあります。

【あらすじ】

1970年3月。

とあるビルの地下で爆弾を処理しようとしていた男が失敗し、顔に大やけどを負います。

男は何者かの助けでバイオリンのケースに似た謎の装置を使い未来に飛び、ある組織の治療によって別の顔を得ます。

そして最後の任務を受け男は過去へ飛ぶのでした。

1970年11月。

ニューヨークは連続爆弾魔フィズル・ボマーにより混乱しており、あるバーにやってきた男・ジョンは、1本のボトルと引き換えに自らの半生をバーテンダーに語ります。

元々はジェーンという名の女性であったこと、孤児院育ちの天涯孤独の身であること、様々な能力に恵まれながら、それを活かすこともかなわず、今は告白話を雑誌に書いて暮らしていることです。

さらに、不幸な人生の中で運命的に出会った男性に裏切られたことや、彼との間に出来た娘を、何者かに奪われたこと、そして男性となった経緯など。

ジョンに同情したバーテンダーは、女性だった頃の彼を裏切った男性に報復する機会を与えてやると言い、共に1963年にタイムスリップするのでした。

バーテンダーは、フィズル・ボマーを捕えるためにバイオリンのケースに似た時標変換キットでタイムスリップを繰り返す時空警察官テンポラルエージェントだったのです。

1963年4月。

運命の男性と出会った場所で出会いを阻止するために待ち伏せるジョンですが、周囲を警戒する自分の背にぶつかってきたのは、女性だったころの自分自身であるジェーンでした。

そしてジョンとジェーンは恋に落ち、やがて激しく愛し始めるのでした。

1970年3月。

バーテンダーはフィズル・ボマーを葬るためにタイムスリップした先で、爆弾を処理しようとして大やけどを負ったジョンを助けます。

1964年3月。

ジェーンはジョンとの子供を出産しますが、帝王切開という大手術と子宮や女性としての必要な生殖器を摘出することになり女性としての機能を失ってしまいます。

だが幸いにも生まれてきた娘は健康的であり、バーテンダーは生まれたばかりのジェーンの娘を拐います。

ジェーンは特異な体質で男性としての機能も持っていたため、度重なる手術のすえ、ジョンという男性として生きることを余儀なくされラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
ストーリー性が素晴らしく、タイムパラドックスのサスペンス映画としては、最後の最後まで目が離せないくらい没頭できました。

とてもオススメの作品です!

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