見出し画像

映画の紹介9本目 『ココ・シャネル』

こんにちは、takuです。

今日紹介する映画は、
『ココ・シャネル』です。

この映画は、
アンヌ・フォンティーヌ監督の作品で、

伝説のデザイナーである、
ココ・シャネルの秘密を描いた物語です。

【アンヌ・フォンティーヌ監督について】

1959年7月15日、ルクセンブルク生まれで、父親が音楽学者・オルガニストで、子供のころはリスボンで過ごします。

パリに移ってからはダンスをはじめて、1980年代から女優として舞台やテレビに出演するうちに、舞台監督のアシスタントも務め、1993年に初監督作品を完成させます。

1995年には弟のジャン=クレティアン・シベルタン=ブラン主演のコメディ『おとぼけオーギュスタン』で高い評価を得ます。

1997年の『ドライ・クリーニング』でヴェネツィア国際映画祭脚本賞を受賞して、2009年にはココ・シャネルの伝記映画『ココ・アヴァン・シャネル』を手掛けました。


2017年、映画『夜明けの祈り』の「フランス映画祭2017」上映に合わせ来日しています。

【ココ・シャネルとは?】

ココ・シャネルは、フランスのファッションデザイナーで企業家です。

彼女が創設したシャネルブランドは、
世界有数のファッションブランドとして現在も営業しています。

20世紀初頭からファッションデザイナーとして活躍し、一時的な活動停止を経て、その死に至るまで世界の代表的なファッションデザイナーであり続けました。

戦間期における彼女のデザインは、女性の社会進出が進んでいた当時の世相と適合して、世界のファッションスタイルに大きな影響を与えました。

婦人服へのジャージー生地の導入して、日常生活における利便性とファッション性を両立したスーツ、リトル・ブラック・ドレス(LBD)の概念の普及など、彼女がファッションに残した遺産は現代のファッションにも多大な影響を残しており、これらを通じてスポーティー、カジュアル・シックな服装が女性の標準的なスタイルとして確立されたとされています。

その影響の大きさから、彼女は『タイム』誌の20世紀の最も重要な100人(英語版)にファッションデザイナーとして唯一リストされています。

シャネルは第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるフランス占領の間、ドイツの外交官・諜報員であったハンス・ギュンター・フォン・ディンクラーゲ男爵と交際し、ドイツ当局に協力的な姿勢を取っていました。

ドイツの敗北後、「裏切者」たちが枢軸国に対する協力者として訴追される中、シャネルは処罰を免れたが、この対独協力行為(コラボラシオン)は戦後の彼女の評価に影響を与えています。

戦後もファッションデザイナーとして成功し、その商品は世界的に普及しました。

【あらすじ】

1954年のパリで15年の沈黙を経て、
復帰コレクションを開催したココでしたが、
評論家や顧客たちに「過去から脱却できないシャネル」と酷評されてしまいます。

そんな時ココは、孤児からデザイナーとしての地位を築いた日々を回想します。

それは自分のキャリアだけではなく、彼女を奮い立たせ、支え、勇気づけてくれた数々の愛の思い出でもありました。

デザインーとして、伝説の女性である、
ココ・シャネルの真実の物語です。


【最後に】

映画を鑑賞して、ココの言葉である
「私は流行を作っているのではない。
スタイルを作っているの。」

という言葉が生き方を物語っており、
とても印象に残りました。

自分の信念を貫く生き様がその人のスタイルとなり、社会に浸透していくのだと学びました。

この映画は、
アンヌ・フォンティーヌ監督の作品です。

伝説のデザイナーである、
ココ・シャネルの秘密を描いた物語で、
とてもお勧めです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?