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映画の紹介159本目 『クール・ランニング』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『クール・ランニング』です。
この映画はジョン・タートルトーブ監督の作品で、
南国ジャマイカのボブスレー男子4人乗りチームが、カナダのアルバータ州カルガリーで1988年に行われた冬季オリンピックに初出場した実話を描いた物語です。
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【ジョン・タートルトーブ監督について】
監督はアメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサーです。
89年に「バーバリアン・ブラザーズのシンクビッグ」で監督デビューを果たし、以降「クール・ランニング」「あなたが寝てる間に…」「フェノミナン」とヒット作を連発します。
高校の同級生で、以来親交のあったニコラス・ケイジを主演に迎えた「ナショナル・トレジャー」が成功し、続編は1作目を超えるヒットを記録しました。
その他「魔法使いの弟子」やブルール・ウィリス主演「キッド」などの監督作品があります。
【あらすじ】
1987年。
常夏の国・ジャマイカ。
1988年ソウルオリンピックの陸上男子100メートル競走代表選手を決める選考会で、父親も過去オリンピック100m走で金メダルを獲得し、代表最有力候補と目されていたデリース・バノックはスタートラインに着きます。
下馬評通りデリースはレース途中まで先頭を争いますが、隣のレーンを走っていたジュニアがバランスを崩して転倒し、デリースとユル・ブレナーの2人も巻き込まれる形で転倒してしまい、夏季オリンピック出場の夢は断たれてしまいました。
後日、委員会でレースのやり直しを訴えるデリースでしたが、取り合ってもらえず、デリースはその時、委員会室の壁に掛けられた写真に目を留めるのでした。
そこには金メダルを首にかけているデリースの父と共に、1人の白人男性が写っていました。
その男は当時、ボブスレーで金メダルを獲得したアメリカ人選手で、現在この町のプールバーにいると知らされます。
その時デリースは「ボブスレーでオリンピックに出場してメダルを獲ろう」という奇抜なアイデアを思いつくのでした。
今は肥え太り、ギャンブルに明け暮れていた元金メダリストをコーチに迎え、『手押し車レース』の名手で親友のサンカと共にメンバーを募集しますが、加わったのは純朴だが気弱なジュニアと、彼に転倒させられた短気なユルという因縁の2人で、団結力もイマイチでした。
練習用にボロボロのソリを手に入れますが、当然ジャマイカには雪がありません。
草原の斜面で滑ったり、寒さ対策で冷凍庫に入ったり。遠征費用の捻出にも苦労しますが、結局ジュニアが無断で父親の高級車を売って調達します。
試合用ソリが無いままカナダに到着するも、寒くて動け、アフリカチームの練習用中古ソリを譲ってもらいますが、氷上をまともに歩けず滑って転び、練習できません。
またアービングが選手当時、競技中の不正行為により金メダルを剥奪されていた事実も明らかになります。
酒場では他国選手から侮辱されて喧嘩となり、出場停止直前になりますがこの事で団結力がつき、予選で通過基準タイムをクリアします。
しかし、競技委員会から「国際大会の出場経験が無い」との理由で失格にされてしまいます。
アービングによる必死の主張が実り本戦出場の権利を得ます。
本戦1日目は緊張のうえ、強豪スイスチームのマネをしようとして自滅し、2日目は自分たちのスタイル『クール・ランニング』で臨もうと話し合い、ラップを歌いながら登場し、自己ベストタイムで8位入線してラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
ユーモアがあったり、チームで目標を決めてそこに直走る姿勢や勇気など、学べる要素が沢山ありました。
とてもオススメの作品です!