映画の紹介 106本目 『コードネームU.N.C.L.E.』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『コードネーム U.N.C.L.E.』です。
この映画はガイ・リッチー監督の作品で、
全世界を巻き込む核兵器テロが勃発し、何もかも正反対のCIAスパイ・ソロとKGBスパイ・イリヤが手を組み、世界を救うべく奔走する物語です。
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【ガイ・リッチー監督について】
監督はイギリスの映画監督、脚本家です。
長編処女作の犯罪群像劇「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(98)が母国イギリスで好評を得たほか、日本でロングランヒットを記録するなど評判となり、ハリウッドでも注目を浴びました。
続く第2作「スナッチ」(00)にはブラッド・ピット、ベニチオ・デル・トロら大物俳優が参加して話題を呼びます。
2000年にマドンナと結婚して、02年、イタリア映画「流されて…」のリメイク「スウェプト・アウェイ」で妻のマドンナを主演にラブストーリーに挑戦しますが、ラジー賞を受賞するなど不評を買ってしまいます。
「ロックンローラ」(08)では原点に戻りロンドンの裏社会を描き、アクション大作「シャーロック・ホームズ」(09)、続く第2弾「シャドウ ゲーム」(11)が大ヒットします。
米人気TVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」(64~68)の映画化「コードネーム U.N.C.L.E.」(15)では製作、原案、脚本、監督を手がけ、「キング・アーサー」(17)でも製作から脚本・監督に携わりました。
マドンナとは09年に離婚し、15年にモデルのジャッキー・エイズリートと再婚しています。
【あらすじ】
東西冷戦の最中の1960年代中盤。
アメリカ合衆国の中央情報局(CIA)とソビエト連邦のソ連国家保安委員会(KGB)は、核兵器拡散をたくらむ謎多き国際犯罪組織の存在に気付き、この組織を制圧するために、長年の政治的対立を超えて手を組むことになりました。
直前まで東ベルリンから亡命する東ドイツ人エンジニアのギャビー・テラーの脱出劇を巡り対峙していた、CIAエージェントのナポレオン・ソロとKGBエージェントのイリヤ・クリヤキンが抜擢されます。
それぞれのトップの諜報員であるものの、思考や方法論も異なる2人は、組織につながる手掛かりである行方をくらました、第二次世界大戦当時のドイツの核兵器科学者のウド・テラー博士の娘であるギャビーとともに、アレグザンダーとヴィクトリア夫婦率いるイタリアの大企業「ヴィンチグエラ」が行おうとしていた核兵器の大量生産を阻止すべく、クリヤキンは「『ベルリンの壁』の改良工事のための建築技術を学ぶソ連の建築家」というカバーの上でギャビーは偽装婚約し、西ベルリンでパコ・ラバンヌをはじめとした「資本主義的」な衣服を揃えた上でローマに向かい、またナポレオンも「美術品収集家の『ジャック・デブニー』」という偽名とカバーを使いローマのホテルにチェックインします。
翌日3人はヴィンチグエラが郊外のサーキットで開いたパーティーに出向きます。
ギャビーは「ヴィンチグエラ」の役員で伯父のルディから手に入れた招待状でクリヤキンとともに会場に入り、アマチュアレーサーでもあるアレグザンダーと接触するのでした。
一方ナポレオンは駐車場で、イギリスの石油会社役員のカバーを持つアレキサンダー・ウェーバリーから盗んだ招待状で会場に潜入し、ヴィクトリアと接触したことで、それぞれのルートでヴィンチグエラに潜入するルートを確保してラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
当時のレトロな世界観の演出をはじめ、スパイ映画でユーモアや導線が張り巡らされていてとても楽しめました。
興味のある方は是非!