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映画の紹介125本目 『ゴーン・ガール』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ゴーン・ガール』です。

この映画はデヴィッド・フィンチャー監督の作品で、

セレブ妻の失踪事件をきっかけに予想外の展開を見せる、男と女の欲望むき出しの真実の姿を描いた物語です。  

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【デヴィッド・フィンチャー監督について】

監督はアメリカの映画監督です。

18歳で映画監督ジョン・コーティに師事して、その後ILMで「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」(83)、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」(84)のVFXに携わります。

ILMを退社してからは、「プロパガンダ・フィルム」を設立して、大物ミュージシャンのPVや有名企業のCMを手掛けました。

その後、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(本作。08)でアカデミー監督賞に初ノミネートして、その後も「ソーシャル・ネットワーク」(10)やスウェーデン産ミステリー「ミレニアム」(09)のハリウッドリメイク版と話題作が続いています。

【あらすじ】

5回目の結婚記念日の朝、ニック・ダンは妻のエイミーが失踪したことに気づきます。

父親の書いた児童文学のモデルとして、子供時代から有名だったエイミーの失踪でメディアは過激化し、夫ニックは、不幸な被害者から次第にの妻を殺した加害者として世間から見られるようになっていくのでした。

一方、回想シーンではエイミーの視点から幸せだった結婚生活が崩壊していく様が、後に発見される日記を引用しつつ描かれます。

夫妻は不況の影響で仕事を失い、ニックの母親がガンになったため、エイミーが愛するニューヨーク市から夫の地元である片田舎ーサジへ引っ越さなければならなかったのです。

母親が亡くなった後もニックは地元に残り、妻に出資させて妹とバーを経営し、地元の短大で講師を始めます。

エイミーはニックが仕事と偽って出かけ、隠れて元教え子と浮気をしているのを見つけ、彼が自分と出会ったころと同じしぐさを浮気相手にしているのを見て怒りに震えます。

地元警察の刑事ロンダ・ボニーは取り調べで、ニックが妻の日常や妊娠を知らなかったこと、夫妻には金銭的問題や家庭内暴力があったこと、エイミーが銃を求めていたことを明らかにします。

そして台所の床からは大量の血液をふき取った痕跡があり、証拠は全て彼に不利なもので、ニックは第一容疑者として逮捕されるのでした。

しかしエイミーは実は生きており、殺されたように見せかけていたのはニックの浮気に対する復讐でした。

不利な証拠となった彼女の日記はあらかじめ彼に疑いが向くように真偽織り交ぜて書かれたものでした。

床から拭かれた血、飛び散った血痕と壊れたコーヒーテーブルは、すべてエイミーが失踪当日に仕込んだものです。

またエイミーは近所の妊婦ノエル・ホーソーンと仲良くなり、彼女の尿を盗み妊娠を偽装していました。

エイミーは遠く離れたモーテルでナンシーと名乗り、外見を変え、ニックが妻殺害で死刑になるのを待ちわびました。

ところがエイミーは新生活のために持ち歩いていた数千ドルを、同じモーテルの宿泊客の男女に盗られてしまいます。

彼女に残ったのは車だけで、行く当てが無くなったエイミーは、元の交際相手で数年前に彼女が接近禁止令を出したデジー・コリングスに電話をかけます。

デジーはついにエイミーが自分のものになったと喜び、湖にある自分の別荘に匿うことにしてラストへ向かう物語です。


【最後に】

本映画を鑑賞して、
エイミーが自身の意図を通す為に仕掛けた数々の仕掛けが、少しのミスから大それた結果を招く事や、終始物語のオチが見えないにも関わらず、衝撃の展開が続くことなど最後まで楽しめました。

とてもオススメの作品です!

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