映画の紹介36本目 『アバウト・タイム』
こんにちは、TAKUです。
今日紹介する映画は、
『アバウト・タイム』です。
この映画は、
リチャード・カーティス監督の作品で、
イギリスのSF恋愛映画であり、過去にタイムトラベルができる主人公が、自分と家族の人生をよりよいものにしようとする物語です。
【監督のリチャード・カーティスについて】
ニュージーランド出身で、イギリスを拠点としている脚本家・映画監督です。
TVドラマの脚本家として活動し、TVシリーズ「Mr.ビーン Mr. Bean」(90~95)などに携わります。
初監督作である「ラブ・アクチュアリー」などのヒットにより、ロマコメの名手として知られるようになります。
近年では「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」(18)で製作総指揮・ストーリー原案、ダニー・ボイル監督作「イエスタデイ」(19)で製作・脚本を務めました。
【あらすじ】
ティム・レイクはイギリスのコーンウォールに住む若い青年で、両親といつも上の空の叔父デズモンド、自由奔放な妹キャサリンと暮らしています。
21才になった時、父から一族の男にはタイムトラベルの能力があると告げられます。
その夏、キットカットの友達のシャーロットが夏休みを過ごしに2ヶ月滞在して、ティムはすぐに恋に落ち、最後の日に告白します。
しかし、シャーロットは最後の日まで待つべきではなかったと言い、もっと早く告白してくれていたら付き合ったかもしれないと言います。
ある夜、友人のジェイと暗闇を売り物にするレストランに行き、出版社で働くアメリカ人女性のメアリーに出会います。
互いの姿が見えない中で二人は会話が弾み、店外で改めて姿を見て一目惚れしたティムは、メアリーの電話番号を教えてもらいます。
ところが、ティムは携帯電話にメアリーの番号が入っていないことに気付き、レストランで過ごした時間と同じ時間帯にハリーの劇場へタイムトラベルします。
そして二人が知り合ったパーティーのことを聞き出して、その時と場所にタイムトラベルし、二人が出会う前にメアリーを連れ出しデートすることに成功します。
その後メアリーとの仲は深まり、一緒に暮らし始めます。
二人は結婚して、やがて娘ポージーが生まれて、ティムとメアリーは実家家族共々幸せな日々を送っていました。
しかし妹のキットカットは不運に見舞われて、恋愛も仕事も上手くいかずポージーの一歳の誕生日に酒酔い運転で事故を起こしてしまいます。
そこで現在に戻り、「ポージーが生まれる前に起きたことはもう変えることはできず、ティムは結果を受け入れないといけない」と言います。
ティムは妹の過去を元に戻してポージーを再び得て、メアリーと共に現在で妹の人生を手助けしようとします。
キットカットはジミーと別れ、ジェイと付き合い始め、ティムとメアリーには男の子ジェフが生まれました。
ティムの父が末期の癌であることがわかり、父は病気のことを以前から知りながらも、元気な頃に戻り家族と一緒に過ごすためにタイムトラベルを繰り返していました。
そして父は亡くなり、会いたくなると過去に戻って一緒に過ごします。
何度も過去に戻り父と過ごしましたが、出産直前に最後に父を訪ねて別れを告げます。
二人は一緒にティムの幼い頃に戻って、浜辺で遊んだことを思い出し、涙と共に別れてメアリーは娘のジョーを産み、日々の生活は元通りになっていき、ラストを迎える...という物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
SF恋愛映画で時間が過去へと戻りながらも、それを私達の現代に転用することは出来ず、後悔せずに日々を生きていく大切さ、やりたい事を全力ですることの大切さを改めて学びました。
とてもお勧めの作品です。