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映画の紹介124本目 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』です。

この映画はライアン・ジョンソン監督の作品で、

NY郊外の館で、巨大な出版社の創設者ハーラン・スロンビーが85歳の誕生日パーティーの翌朝、遺体で発見され、名探偵ブノワ・ブランが匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになり進行する物語です。

【ライアン・ジョンソンについて】

監督はアメリカの映画監督、 脚本家です。

1996年に南カリフォルニア大学スクール・オブ・シネマティック・アーツを卒業し、02年にラッキー・マッキー監督の「MAY メイ」で編集としてキャリアをスタートさせます。

監督デビュー作「BRICK ブリック」(05)がサンダンス映画祭で特別審査員賞を受賞するなど話題を呼び、続いてクライムコメディ「ブラザーズ・ブルーム」(08)のメガホンをとります。

ジョセフ・ゴードン=レビットとブルース・ウィリスの共演が話題を呼んだタイムトラベルサスペンス「LOOPER ルーパー」(12)がカルト的な人気を博し、「スター・ウォーズ エピソード8(原題)」の監督・脚本家に大抜てきされました。

そのほか、テレビシリーズ「ブレイキング・バッド」(10~13)の3エピソードで監督を務めています。

【あらすじ】

裕福な犯罪小説家ハーラン・スロンビーが、マサチューセッツ州の邸宅での85歳の誕生パーティーに家族を招待します。

翌朝、ハーランの家政婦フランがハーランの喉が切られて死んでいるのを発見するのでした。

警察はハーランの死因を自殺と認定しますが、正体不明の者が私立探偵ブノワ・ブランを雇い捜査を依頼します。

ブランはハーランが家族と緊張関係にあったことを知ります。

ハーランは実の娘リンダの夫であるリチャードの不倫をばらすと脅していたし、義理の娘ジョニへの小遣いは猫ばばを理由に減らしていたし、次男ウォルターは出版社をクビになっていたし、孫のランサムとは言い争いをしていました。

ブランの知るところではありませんが、パーティーのあとでハーランの看護師マルタ・カブレラが誤っていつもの薬の代わりにモルヒネを致死量以上注射してしまうものの、解毒剤が見つからず、そのままでは数分の命となります。

マルタを守るため、ハーランはニセのアリバイを作るようマルタに指示します。

マルタはハーランの指示通りに事を運びますが、ハーランの年老いた母親がマルタを目撃しランサムと勘違いするのでした。

マルタはウソをつくと必ず吐いてしまう癖があるため、ブランが尋問する際に真実は述べるのだが全ては明かさないでいます。

ブランは彼女に捜査への協力を求め、敷地を捜索する際にマルタは証拠を隠滅しようとします。

ハーランの遺書が明らかにされ、それにはマルタに全財産を与えると書いてあり、マルタはもとよりハーランの遺族も動揺します。

遺族はマルタをなじるが、ランサムの助けで逃げ出します。

残りのスロンビー一族はマルタに相続放棄するよう説得しようして、ウォルターはマルタの母親が不法移民であることをばらすと脅します。

マルタはハーランの薬物検査の報告書の写しを添付した匿名の手紙を受け取ります。

ランサムとともに検死施設を訪れると火事で焼け落ちており、マルタは面会の時間と場所を指定する、脅迫者からの匿名メールを受け取りラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
最初からミステリーの全貌が明かされながらも、途中で焦点が変わり、後半にまた焦点が変わるという常に見る側を飽きさせない工夫や資本主義の階級社会を裏テーマとして伝えているのが勉強になりました。

とてもおすすめの作品です!

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