映画の紹介158本目『フォードvsフェラーリ』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『フォードvsフェラーリ』です。
この映画はジェームズ・マンゴールド監督の作品で、
カー・デザイナーとして活躍するキャロル・シェルビーのもとに、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社からオファーが届き、それはル・マン24時間耐久レースの絶対王者に君臨していたイタリアのフェラーリ社に勝てる車を造ってほしいという、不可能とも思える内容であり、進行する物語です。
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【ジェームズ・マンゴールド監督について】
監督はアメリカ合衆国の映画監督、脚本家です。
米カリフォルニア芸術大学を卒業後、ディズニー・アニメーション「オリバー ニューヨーク子猫ものがたり」(88)で脚本家としてキャリアをスタートします。
その後、コロンビア大学スクール・オブ・アーツでミロス・フォアマンに師事します。
初監督作、「君に逢いたくて」(95)でサンダンス映画祭の監督賞を受賞するなど、高く評価されます。
「17歳のカルテ」(99)ではアンジェリーナ・ジョリーにアカデミー助演女優賞、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」(05)ではリース・ウィザースプーンに同主演女優賞をもたらしました。
その後も、西部劇からロマコメ、スリラーまで多彩なジャンルの作品の監督を務めます。
マーベル・コミックスの人気キャラクター、ウルヴァリンを主人公にしたシリーズ第2弾「ウルヴァリン:SAMURAI」(13)の監督に起用され、シリーズ最終章「LOGAN ローガン」(17)では、監督・製作総指揮・共同脚本を兼ね、スーパーヒーロー映画として史上初めてアカデミー脚色賞にノミネートされました。
【あらすじ】
レーシングドライバーのキャロル・シェルビーは1959年のル・マン24時間レースで優勝する栄光に輝いましたが、そこからほどなく心臓病のためにキャリアを終えます。
引退後は自らの理想のスポーツカーを作るためにシェルビー・アメリカンを設立し、多数のセレブリティを顧客に抱え、経営者兼カーデザイナーとして成功しましたが心の中ではレースを渇望していました。
イギリス人レーサーのケン・マイルズは、第二次世界大戦の終結後イギリス軍を除隊すると、家族とともにアメリカへ移住し自動車整備工場を経営しながらレースに参戦していました。
レーサーのマイルズが整備する車は一般人には扱いにくい品質になり、マイルズ自身の偏屈な性格もあいまって経営はラクではありませんでしたが、純粋に車を愛するマイルズは妻のモリーと息子のピーターから敬愛され睦まじい家庭を築いていました。
あるレースの現場でマイルズと出会ったシェルビーは、会話の流れからマイルズを挑発してしまい、怒ったマイルズからスパナを投げつけられます。
しかしレースではマイルズは巧みなレース運びを見せ、そして冷静な判断と果敢な追い抜きで最終周回にトップを奪い優勝します。
シェルビーは観戦している自分と同じタイミングで同じ判断をしたマイルズの優秀さを認め、投げつけられたスパナを持ち帰ると、オフィスにそれを飾りました。
一方、レースには優勝したマイルズでしたが、税金の滞納から整備工場を差し押さえられてしまいます。
レーサーとしてももう若くない40代半ばの年齢もあり、家の差し押さえまでは避けるために、レースをやめて地道に働くとモリーに告げて、ラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
フォードvsフェラーリというよりも、フォード社内の上層部の人間が如何に世の中に対して会社をブランディングさせるかのような、お金が関わる内容が含まれており、こちらが特に印象に残りました。
興味のある方は是非!
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