映画の紹介184本目 『デトロイト』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『デトロイト』です。
この映画はキャスリン・ビグロー監督の作品で、
アメリカ史上最大規模の暴動「デトロイト暴動」の最中に起こった戦慄の一夜を描いた物語です。
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【キャスリン・ビグローについて】
監督はアメリカ合衆国の映画監督です。
米サンフランシスコで画家としてキャリアをスタートさせ、コロンビア大学の大学院で映画学について学びました。
1982年、モンティ・モンゴメリーと共同で「ラブレス」を監督し、87年「ニア・ダーク 月夜の出来事」で単独監督に挑みます。
その後、当時の夫ジェームズ・キャメロンが製作総指揮を務めた「ハートブルー」(91)をはじめ、「ストレンジ・デイズ 1999年12月31日」(95)や「K-19」(02)といったアクション映画で才能を発揮。
イラクで爆弾処理にあたる米兵士を描いた「ハート・ロッカー」(09)では、アカデミー賞で女性初の監督賞を受賞し、作品賞にも輝きました。
以降はアメリカ社会の暗部をテーマに据え、ビンラディン暗殺作戦の裏側を描いた「ゼロ・ダーク・サーティ」(12)でも高い評価を獲得します。
メキシコ麻薬戦争のドキュメンタリー「カルテル・ランド」(15)の製作総指揮を経て、「デトロイト」(17)では黒人差別に端を発した67年の暴動と、その裏で起きた実際の事件を描きました。
【あらすじ】
1967年7月23日。
この時、アフリカ系の退役軍人の功績を讃える式典がデトロイトで催されていました。
市民の注目がその式典に向いている隙を突いて、デトロイト市警察は違法酒場の摘発を行いました。
酒場の経営者が逮捕されたとの一報を受けて、摘発現場にいた人々が警官隊に石を投げ始めます。
こうして始まった暴動はどんどん規模を拡大し、ついには食料品店の略奪や銃撃戦が発生するに至りました。
デトロイト市当局と市警察では、到底対処できない規模の暴動であったため、ミシガン州知事のジョージ・ロムニーはミシガン陸軍州兵の現地派遣を決断しました。
その翌日には、略奪犯の捜査が始まっていましたが、暴動の混乱の中では思うように捜査ができるわけもありませんでした。
捜査に当たっていた警官の一人、フィリップ・クラウスは規則に反して男性を背後から銃撃し死亡させてしまいます。
本来であれば、彼は直ちに現場から外されるはずだが、緊急事態であったこともあって、クラウスは引き続いて捜査に当たることになりました。
その頃、地元デトロイトの黒人によって結成されたバンド、ザ・ドラマティックスがデトロイトを訪れていました。
レコード会社と契約するために彼らは東奔西走しており、音楽堂でのライブ・パフォーマンスが行われる直前に、警察が音楽堂のある通りを封鎖し、バンドメンバーにデトロイトから退去するように命じました。
不本意ではあったものの、彼らは警察の命令に従うことにします。
彼らはバスでデトロイトを離れようとしましたが、道中、暴徒化した市民にバスが襲撃されて、メンバーは離れ離れになってしまいました。
ボーカルのラリー・リードとその友人であるフレッド・テンプルはアルジェ・モーテルで取りあえず様子を見ることにします。
2人はプールサイドにいたジュリーとカレンという白人女性に声をかけ、友達がいるという別館の部屋に誘われて行くと、そこにはカール・クーパーら数人の男がいて、その後ラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
当時の黒人差別をはじめ、その詳細の部分を映像を通じてイメージする事が出来るので、特にその時代のアメリカを知らない人は知っておくべき事実であると思いました。
オススメの作品です!
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