映画の紹介155本目 『雨の日は会えない、晴れた日は君を思う』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』です。
この映画はジャン=マルク・ヴァレ監督の作品で、
ジェイク・ギレンホール主演によるドラマであり、エリート銀行員のデイヴィスが突然の交通事故で美しい妻を失ったものの、哀しみに無感覚になっている自分に気付いた彼は、義父の言葉が引き金となり、身の回りの物を破壊し始め進行する物語です。
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【ジャン=マルク・ヴァレ監督について】
監督はカナダの映画監督です。
モントリオール大学で映画製作を学び、監督デビュー作「Liste Noire」(95)は、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞で作品賞、監督賞を含む9部門にノミネートされます。
自ら脚本も手がけた監督作「C.R.A.Z.Y.」(05)は、トロント国際映画祭で最優秀カナダ映画賞に選ばれ、ジニー賞では作品賞、監督賞、脚本賞など11部門を制覇しました。
続く伝記映画「ヴィクトリア女王 世紀の愛」(09)は、日本でも公開され、エイズ治療薬をめぐる実話をもとにした「ダラス・バイヤーズクラブ」(13)では、大幅に減量して役に挑んだ主演マシュー・マコノヒーと助演ジャレッド・レトに数々の賞をもたらします。
【あらすじ】
デイヴィスは義理の父親が経営する投資銀行に務めており、その優秀さは周囲からも一目置かれるほどでした。
しかし、自動車事故に巻き込まれ、デイヴィスは妻を失い、自らも負傷しています。
入院中、デイヴィスは自販機でチョコレートを買おうとしましたが、不具合で買うことができませんでした。
言いようのない苛立ちを抑えられなかったため、彼は直ちにカスタマーサポートに手紙を送り苦情を申し立てました。
苦情をまくし立てているうちに、デイヴィスはいつの間にか妻を失った悲しみを吐露していました。
それを聞いていた担当者は彼の境遇に同情的になり、彼に私的なコンタクトを取ってしまいます。
会話が終わる頃には、デイヴィスとカレンの双方が穏やかな心境になっていました。
しかし、彼の悲しみが完全に癒えたわけではありませんでした。
デイヴィスは早々に仕事に復帰したものの、かつてのように仕事にやりがいを感じることができなくなっていました。
通勤中、デイヴィスは顔なじみの乗客に「俺はジュリアを愛していなかったのだと痛感した。彼女が亡くなったのに、俺は悲しみや苦痛を一切感じていないんだ。」と漏らすのでした。
精神的に不安定になったデイヴィスは奇行を連発します。
そんなある日、彼は自分の跡を付けているステーションワゴンがあることに気付きました。
しかし、彼は誰がそんなことをしているのかに興味を持てませんでした。
彼が興味を持てたのは機械を分解してその内部構造を把握することだけであり、デイヴィスが分解したのは自宅にあるものだけでしたが、ついには会社のコンピュータを分解するようになっていました。
実はデイヴィスの跡を付けていた人物はもう一人おり、それはカレンです。
実はカレンとデイヴィスは通勤経路が一緒だったのできた。
カレンはデイヴィスに自分の正体がバレないように行動していましたが、ある日、自宅に郵送されていた定期購読の雑誌を落としてしまいました。
デイヴィスはそれを頼りにカレンの自宅を突き止めることに成功しました。
カレンはシングルマザーではあったものの、恋人のカールと同棲しており、その後ラストを迎える物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
日常的に家族や趣味を大切に情熱を持って行動していないと全てが機会的に思えてきて、小さな事ですら悦びを感じる事の出来ない人間になっしまうのだと学びました。
とてもオススメの作品です!
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