映画の紹介42本目 『あと1cmの恋』
こんにちは、TAKUです。
今日紹介する映画は、
『あと1cmの恋』です。
この映画は、
クリスチャン・ディッター監督の作品で、
幼馴染みの男女の12年間にわたるすれ違いの恋を描いた物語です。
【監督のクリスチャン・ディッターについて】
監督は、ドイツの映画、テレビ、コマーシャルに携わってきた監督で、プロデューサー・脚本家でもあります。
また、監督の映画である「クロコダイルズ」、「ラブ」、「ロージー」、「シングルになる方法」、およびNetflixシリーズ「ガールボス」で最もよく知られています。
【あらすじ】
結婚式の日に、ロージーはスピーチをしながら過去を回想していました。
ロージーとアレックスは6歳の時からの親友で、二人はよく見た夢の話をしていました。
成長した二人は、ハイスクールの卒業パーティに一緒に行く予定でしたが、ロージーはグレッグに、アレックスはベサニーに、それぞれ誘いを受けます。
卒業パーティーの夜に、ロージーはグレッグと一夜を共にして、クラスの人気者のグレッグはイメージに反し童貞で、避妊に失敗してしまいます。
その後二人は高校を卒業して、アレックスはハーバード大学医学部に、ロージーはボストン大学への進学を約束します。
ロージーの夢は、大学でホテル経営を学び自分のホテルを持つことでしたが、そんな時にロージーが妊娠してしまい、アレックスに打ち明けることなくイギリスに残ります。
その後ボストンに戻ったアレックスは、クラスメートのサリーと交際しつつ、ケイティの父親代わりとして交流を続けていました。
そしてロージーは淡い期待をしつつ、アメリカに向かい、二人は一晩をパーティーで楽しんで、親密になりそうでしたが、アレックスはためらい、距離を縮められないでいます。
その際に皆で展覧会を見に行きますが、サリーは知り合いを見つけると、人脈を築くチャンスとばかりにアレックスを連れ回します。
その後、新生活の中でアレックスが破局したことを知り、またケイティにも幼馴染の男友達トビーができていたので、サリーは出産しますが傍らには新たな恋人がいました。
数か月後が経ち、ロージーはグレッグの不貞の疑惑を押さえて現場のホテルに向かい、グレッグを殴りつけて離別を決意します。
家の中からグレッグに関するものをすべて処分する中で、隠された手紙を見つけるのでした。
手紙の末尾には「今なら君を幸せにできる」であり、ロージーは慌ててアレックスに電話すると、ベサニーが出てしまいます。
すでに二人は婚約しロージーは花婿付添人を依頼され、悪天候で遅延する中、ロージー一行が到着すると、ちょうど二人は結婚式を挙げたところでした。
そこではパーティーの終盤にケイティが失踪して、アレックスとロージーは彼女を探します。
ケイティはトビーにキスされたことに困惑して、悩んでいましたが、アレックスは他の女の子と一緒になってケイティを忘れ、乗り越えるためだけに必死になってしまうとアドバイスします。
ケイティは謝るトビーにキスで応えて、二人はより強い絆で結ばれました。
アレックスはロージーが酔いつぶれた18歳の夜、初めてキスしていたのでした。
それは失敗に終わり、ロージーを乗り越える為に完璧な女性と幸せにならなければと苦しんできたことを明かします。
そうして時が流れ、ロージーは海辺の邸宅をホテルとして開業して開業パーティーの最中にホテルに宿泊客が訪れて、ラストを迎えるという物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
幼馴染でありながらも二人の恋の行方が終始分からない展開で、観る側としては感情の凹凸が所々であるので、最後まで楽しめる作品でした。
とてもお勧めの作品です!