映画の紹介237本目 『マーズ・アタック』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『マーズ・アタック』です。
この映画はティム・バートン監督の作品で、
火星人来襲に大わらわする地球人たちをコミカルに描いた物語です。
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【ティム・バートン監督について】
監督はアメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー、脚本家、芸術家、元アニメーターです。
79年、カリフォルニア芸術大学卒業後、ディズニースタジオでアニメーターとして働くうちに才能を見出され、「フランケンウィニー」など短編を作ります。
85年、ディズニーを離れ、長編デビュー「ピーウィーの大冒険」が大ヒットを記録し、続く「ビートルジュース」(88)も成功を収めます。
「シザーハンズ」(90)では以降盟友となるジョニー・デップを主演にむかえ、「PLANET OF THE APES/猿の惑星」(01)のへレナ・ボナム・カーターとはパートナー関係になります。
SF、伝記、ファンタジー、アニメーションと幅広いジャンルの作品を手がけ、映画監督以外にも、イラストレーター、写真家としても才能を発揮しています。
その他の作品に「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」、「バットマン」シリーズ、「ビッグ・フィッシュ」(03)、「アリス・イン・ワンダーランド」(10)などがあります。
【あらすじ】
謎の円盤型飛行物体が地球に飛来し、センセーションを巻き起こします。
テレビジャックにより地球にコンタクトを取ってきた「ミドリ人」と名乗る異星人は、むき出しの巨大な脳に大きな目、骸骨のような口元の奇怪な緑色の生物でした。
見栄ばかりを気にするアメリカ大統領デイルは、政権内が和平派と戦争派に主張が別れる中、火星人を大々的なセレモニーで歓迎することにします。
大統領の周囲は、ヒステリーな妻マーシャ、シニカルな大統領の娘タフィにお調子者の広報官ジェリー、楽観的なケスラー教授、ベトナム以来の鬼将軍デッカーという面々でした。
人類史上初の異星人とのコンタクトに世界中が沸き立ち、ラスベガスでカジノを経営する不動産王ランドはビジネスのチャンスと大喜び、家庭の不和から酒びたりだった妻のバーバラは火星人を崇拝する怪しげなセミナーに通い始めるのでした。
トレーラーハウスに住む貧乏なノリス家では長男が兵役に就き、火星人を倒すと吼えています。
穏やかな次男リッチーは家族からつまはじきにされており、テレビキャスターのナタリーは、インタビュー相手のケスラー教授といい感じになり、恋人のジェイソンは気が気ではない状況でした。
着陸した火星人大使と地球側代表のコンタクトは穏やかに行われたかに見えましたが、観衆の一人が平和のシンボルのつもりで放した鳩が飛んできたことから激変します。
火星人大使が鳩を即座に撃ち殺したかと思うと、火星人たちは軍隊を含むセレモニー会場のほぼ全員を光線銃で焼き殺してしまいます。
登場人物たちが大混乱の中で次々と滑稽で無残な最期を遂げていき、最後の切り札である核兵器は火星人たちには効果が無く、大統領も火星人との握手で死に、旗台にされるのでした。
子供の悪ふざけのような残虐行為を繰り返す火星人たちは、ラスベガスも襲って、トム・ジョーンズとバーバラたちはセスナで何とか逃げ出します。
彼らが地上に見たものは、離陸を助けるために素手で立ち向かって火星人大使を倒したものの、他の火星人たちに取り巻かれたバイロンの姿で、その後ラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
火星人が地球の有名な人達との関わりの中で滑稽な様子で銃を放ったり、ブラックユーモアではありましたが、これまでにない世界観で楽しむことが出来ました。
とてもオススメな作品です!