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映画の紹介40本目『ヴィセントが教えてくれたこと』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介する映画は、
『ヴィセントが教えてくれたこと』です。

この映画は、
セオドア・メルフィ監督の作品で、

アルコールとギャンブルに溺れるヴィンセントは、お隣に引っ越して来たいじめられっ子・オリバーの面倒を見る日々を描いた物語です。

【監督のセオドア・メルフィについて】

監督は脚本家で映画監督・映画プロデューサーでもあります。

また広告ディレクターとして100本以上のCMを監督し、国際的な広告賞で高い評価を得ています。

2014年、プロデューサーのリッチ・カーターとともに製作会社ブラザーを設立して、第1弾作品として初の長編映画「ヴィンセントが教えてくれたこと(本作)」を発表しました。

製作・監督・脚本を兼ねた同作は、北米で4館から2500館へと拡大公開され、ゴールデングローブ賞作品賞にノミネートされました。

続いて、アメコミ映画「スパイダーマン ホームカミング」の監督を辞退して取り組んだ「Hidden Figures」(16)で、アカデミー作品賞と脚色賞にノミネートされています。

【あらすじ】

1日をバーやベルモントパーク競馬場へ通って過ごすという生活を送っている老人のヴィンセント・マッケンナがいました。

彼はペルシャ猫の愛猫フィリックスと共に住む自宅を担保に、銀行から借金をして暮らしていました。

しかし、酒とギャンブル漬けの毎日を続けていたため融資も限度額を超えてしまい、賭け金として高利貸しのズッコから借りた金も出せずにいました。

そんな時に、別の女性と浮気した夫に愛想を尽かしてシングルマザーとなったマギーとその息子オリヴァーのが引っ越してきました。

翌日転校先の聖パトリック小学校に登校したオリヴァーは、いじめっ子の大柄なロバート・オシンスキーに早速目をつけられます。

その日は仕方なくそのまま下校したオリヴァーは、家に入れずに困っていました。

そこでヴィンセントが帰宅してきたので、彼に話しかけ電話を貸してもらえないか頼みます。

嫌々ながら電話を貸したヴィンセントは、医療技術者として多忙なマギーから帰るまでオリヴァーを預かって欲しいと頼まれます。

手間賃を受け取りシッターがいないことを彼女から聞いたヴィンセントは、食事抜きなら11ドルで面倒を見ると申し出ます。

仕事を終えオリヴァーの迎えに行こうとしたマギーでしたが、病欠した技師の代役をしなければならなくなり、ヴィンセントに学校までオリヴァーを迎えに行ってもらうよう頼みます。

オリヴァーは迎えに来たヴィンセントからマギーに連絡するよう言われて公衆電話で電話をかけているとき、オシンスキーらに絡まれ暴力を振るわれます。

そこでヴィンセントが介入して、彼らを追い払いました。

そして2人は介護施設「サニーサイド」に到着して、ヴィンセントが医者の格好をして彼のアルツハイマー型認知症の妻サンディに会い話しをして、帰宅したオリヴァーはいじめっ子との戦い方をヴィンセントから指南されながら過ごします。

学校でオシンスキーから顔面にボールを当てられたオリヴァーは、ヴィンセントに教えられた通りの方法でオシンスキーに反撃します。

ヴィンセントと打ち解けたオリヴァーは、その後もマギーの留守中彼に連れられ競馬場やバーへ行き今までにない楽しい経験を重ねていくのでした。

しかし、ヴィンセントはオリヴァーに喧嘩の仕方を教えたことがマギーに知られて、彼女からシッターを辞めてもらうと伝えられて、その後ラストシーンを迎えるという物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
人生は願っても叶わない事ばかりであるものの、
それでも希望を持って強く生きていく大切さを学びました。

とてもお勧めの映画です!

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