クラウドファンディングの苦労と喜び
僕が働いているTABIPPOでは、現在クラウドファンディングに挑戦中です。
今週の火曜日にREADYFORさんからリリースをさせて頂き、僕たちのゴールは【1000人】の方から【1000万円】の支援を得ること。開始4日間が終わり、現在【154人】の方から【161万円】の支援を頂いています。
※サイト上では600万円となっていますが、達成次第1000万円のネクストゴールを目指します。
このnoteでも何度か紹介をしている #TABIPPO10周年 の企画の一環としてのプロジェクトなのですが、正直かなりしんどいですw
今回はクラウドファンディングを4日間やってみて感じた、苦労と喜びについて書いていきます。
クラウドファンディングの苦労
クラウドファンディングは会社や個人がやりたいことに対して、ファンやユーザーなどから支援者を募り、資金を調達する手法です。
一見華やかには見えますが、実はめちゃくちゃ泥臭くて地道な作業の繰り返しです。
芸能人やタレントさんでもない限り、基本的に支援者集めは身内の知人・友人への直接連絡。
自分のLINEやSNSを見ながら友人リストを作り、支援してくれそうな人や関係性の近い人にコツコツ連絡をしていくことになります。
それ以外にもやっていることを羅列すると、
こまめにサイトを見て金額のスクショを取り、TwitterとインスタストーリーでUPする。
支援者のコメントに1つずつ返信をする。
「TABIPPO」でエゴサーチをして公式アカウントでぽちぽちRTをする。
「◯◯万円いきました〜」の記事をこまめに更新する。
これをみんなで毎日やり続けます。当然日々音通常業務もある中でプラスオンでやるしかありません。
期間は60日間ですが、4日間で早くもかなりしんどいです。笑
クラウドファンディングの喜び
でもそんな苦労が吹き飛ぶような喜びのタイミングもあります。
それは自分の親しい友人やご無沙汰していた知人などが、快く支援をしてくれたときです。
わざわざお金を出して自分たちのやっていることを応援してくれる。
何をやってるかとかどんなことが書かれてるかなんて関係なく「お前が言うなら」と無条件で支援してくれる。
「一旦支援するけどまた金額足りないとかであれば連絡して〜」と言ってくれる。
コツコツ連絡やSNSに投稿をしているとそんな瞬間が毎日あります。
それもTABIPPOのことを知っている人だけでなく、全くコミュニティに関わりのなかった人や地元の友人でさえも応援・支援をしてくれます。
READYFORでは新しい支援が入るとメールで通知が届き、サイトのコメント欄にその人からのメッセージが表示されるのですが、特に何も連絡をしていないにも関わらず、進んで支援をして下さる方もたくさんいます。
それに気づいて慌てて感謝の連絡をすると、決まって温かい言葉をかけて下さいます。
このページに応援コメントが掲載されているのですが、勝手にいくつか紹介させて下さい。全然僕の直接知らない人のものも含まれています。
正直、今回のクラウドファンディングをはじめ#TABIPPO10周年 のプロジェクトを始める前は、すごく怖いよねという話を社内でしていました。
こうやって応援や共感を集めるプロジェクトでは、これまでの信頼の積み上げやこれからの期待値の大きさが如実に表れるからです。
これまでに個人としても会社としても非常にたくさんの方に迷惑をかけてきたし、不誠実で子供な対応をしてしまったこともあったし、これはもう完全に信頼を失ってしまったなと思うことも正直ありました。
そんな中でどれだけの人が応援してくれるのか、それが可視化されてしまうのが非常に怖いと思っていました。(実際今もまだ怖いです)
しかし実際にコメントやSNSの投稿などで僕たちに寄せられる生の声を見ていると、僕たちの予想以上にたくさんの方が想いを持って応援・支援をして下さっていることに気づくことができました。
これは本当にクラウドファンディングを始めて気づけたことであり、これから働く上での大きな喜びでした。
最後に
クラウドファンディングもそうですし、イベントの集客などでもそうですが、友人に連絡をして告知やお願いをすることに「申し訳ない」と思う人もいると思いますが、僕はあまりそうは思っていません。
むしろ逆で「なかなか直接連絡できずに申し訳ない」そんな気持ちの方が強いです。
本当は1人1人丁寧に連絡をしてお願いをすべき所を、なかなかそういった時間が取れなかったり返信が間に合わなかったりするのが現状です。
「SNSなどで見かけて自分から支援してもらえると嬉しいなあ」と思ってしまったりすることも正直あります。
これを読んで頂いている方やこれまで関わって下さった全ての方に1人1人丁寧に連絡をするのにはかなりの時間がかかってしまい「期限ギリギリになって連絡してきやがって」と思われることももしかするとあるかもしれないのですが、できる限りそう思われることのないように順番に、早めに、1人1人連絡ができればと考えています。
いつかのnoteで、楽しい仕事が目の前にあるわけではない。日々の地道な作業ややりたくないタスクの積み重ねがあって、たまに得られる喜びを感じられるのが仕事である。というようなことを書きました。
今はまさにそれをど真ん中で経験しているタイミングです。
幸いにも、この地道で大変なクラウドファンディングの日々の作業の中に、たくさんの喜びを見出すことができるという事実を知ったので、これからもコツコツ頑張ることができると思います。
ぜひ応援して頂けると嬉しいです!
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