マダム・マロリーと魔法のスパイス 2014 アメリカ
※少しネタバレ含みます。
もの凄い面白かったこの映画。ぜひ見て欲しい。最近仕事ばかりしていて、大切なモノを見失っている方や、家族に会えてない方、新しいことを始めようと思っている方は共感できる部分が多いかもしれない。
バランスが最も幸福な人生を送るには大切だと感じる。東京にいて、仕事に打ち込み、年収一千万で年に3回実家に帰り、家族との時間も大切にし、両立させる。仕事をしながらも大切なモノを見失わない。愛情、家族、絆、友人。。。
ジャンルは恋愛・コメディー・国境
コメディーと書かれているがコメディではない。
ざっくり内容を言うと、フランスの星1つのレストランの前にインド人の家族が目の前に引っ越してきて、レストランを開業し、インドVSフランスの痴話喧嘩の末、仲直りする話。
んー。なぜかただのレストランの話なのに、国や国境、戦争までの話を想起させるような洋画。
息子の才能に気付けるマダムの凄さ。家ひとつ離れているだけであり、道を一本挟んでいるだけなのに、その道を渡る難しさ。
インド人とフランス人の混ざり合えない感じが最初はあるが、最後はそれが溶けて、国境を越えて仲良くできる感じがホンワカした。
んー。何を感じたか。人種を超えた愛の素晴らしさ。
肌の色も趣味嗜好も違うのに、分かり合えているパートナーとの出会い。
本能的に、感覚的にこの人が未来のパートナーになると2人は分かっている感じ。
自分にも当てはめて、そんな人と今後出会いたいが痺れるような出会い方をしてみたいものである。
あとは息子の才能の素晴らしさとかパリに完全に溶け込まずに、家族の元に帰ってくれた息子ハッサンの根本の大切さが分かっている素晴らしさ。
確かに大都会パリにあのままいればハッサンはもっと有名になれて上を目指せていたのに、インドの香辛料を久しぶりに嗅いで涙し、故郷を思い出す。
何が自分の中で大切かを思い出し、実家の家族の元へ帰る。
ここだよなー。日本にも当てはめて、東京で成功し年収が一千万にもなり、365日働き、40年間過ごし、孤独死する。言い方が極端すぎるが。
仕事を辞めて家族の近くにいて、ピーマン農家になり年収200万から400万で過ごし、親の最後を見取り、家族との時間を大切にする。。。
これは極端だが、年収が高くなりいくら成功したと言っても、家族との時間を一切持たずに、連絡をせず、仕事に打ち込む。これも大切なのだが、、、
バランスが最も幸福な人生を送るには大切だと感じる。
東京にいて、仕事に打ち込み、年収一千万で年に3回実家に帰り、家族との時間も大切にし、両立させる。
仕事をしながらも大切なモノを見失わない。愛情、家族、絆、友人。。。
お金や物で換算できないもの。感情や繋がりを自分はもっと大切にしたいなと感じる。そこはもう人の価値観で何を大切にし生きて、何を捨てていくかはその人の人生だが、、、
もの凄い面白かったこの映画。
ぜひ見て欲しい。
最近仕事ばかりしていて、大切なモノを見失っている方や、家族に会えてない方、新しいことを始めようと思っている方は共感できる部分が多いかもしれない。