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帰国後ギターを買った話

カナダから帰国した僕は東京大阪感のサウナ旅のなかで
道中楽器屋いったりした

学生の頃よく楽器屋巡りするために
心斎橋とか梅田とかにあつまった

少し海外行ってただけで
この景色がなつかしくなるだなんて
誰も壊せない世界だと思う

巷では楽器屋店員は愛想なくて、商売やる気あるんか?もうサウンドハウス一択だな!とも言われてたりするけど
それはめちゃくちゃ同意

でもよく考えたらこっちも入店時挨拶とかしてないよなぁ
っておもう

だから楽器屋に入った時は
すれ違う店員さんに軽く会釈するようにしてる
すべてはスタイルですので

別になんも変わらんけど

で、そんな中よかったギターは2本あって

どっちも試奏だけさせてもらって
店員さんがお話聞いてくれたりした

「落ち着いたらまた来ます!」って言うて

だけど悲しいかな
ただ旅の帰り道にデジマートふと見ると
どっちも売れてしまってた

片方は120万もするのにすげえ

そんな旅に彩りを与えてくれた店員さんたちには感謝しつつも
別に本気で買うつもりもなかったけど
少し失恋した気分
ちゃんと失恋したことないけど

失恋は人を成長させるらしいです

そんなこんなやっとの道のりを経て
大阪へたどり着いて

職場復帰も果たした

たまたま休みの日
ちょっとした用事で出掛けていたところ
SNSで以前気になってて話題になってたギターが中古で売り出されている情報を見た

それも大阪の個人経営?の楽器屋さん

興味あったので連絡して向かった

なんとなく知ってたんやけど
そこの店を経営してるのは
学生の頃よく通っていた楽器屋さんの元店長さん

向こうも覚えてくれてて、昔話に会話がはずんだ

んで目的のギターを弾かせてもらった

とても良かった

東京で弾いたギターと同じメーカーの違うバージョン的なやつだ

東京で2パスしちゃったなら買うしかないよねぇとか煽られて
問い合わせもいっぱいもらってる言うので

これはもう留学とか旅とかB'z35周年とか店長さんとの再会とか
なんか色々重なって

次に向かって頑張って向かっていくぞという
決心だったのかもしれない

買った

昔と違ってバンド活動とかしてないのに

買った

ギターを買うということは脳汁を出すということ

せっかく買ったんやから練習しろよ
なんて心無い言葉をかけられることもあるけど

たまにはぼくだって弾くし
部屋にあるだけで
テンション上がるし

何より買ったことで脳汁が出た
幸せホルモンなわけです

いらんくなったら別に売ればいい

学生の頃いいギターが欲しかった

音色に悩んだ

今は昔に比べていい音を出すための選択肢がたくさんある

学生の頃買えなかったものを
大人になって買うのはロマン
そんな話で友達と酒を飲んだことがある

ある意味留学の失敗を
このギターを買うことで
一旦区切りをつけたのかも知れません
(自分を納得させるための言い訳にも聞こえるけども)

しかしまぁまたバンドとかもしたいもんですね

昔色々バンドとかやった友人達もみんな今でも仲良くしてたりする
そんな友人達にあじらとうと言いたい

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