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【保存版】オンライン飲み会ツール徹底解析! 5/3更新!
こんばんは、みなさん。
アローサル・テクノロジーの佐藤です。
※2020/5/3 に「spatial.chat」「NetflixParty」を追加しました!
今回のnoteでは、オンライン飲み会が徐々に浸透してきている中で、実際どのツールが使えるのか?という内容を、私の実体験と検証に基づいて書きました。
「テクノロジー エンターテイメント」をコンセプトに会社をやっている身として、そして元パリピとしては、絶対に外せないテーマだったのです!
今回、比較対象となるツールは、
① Zoom(ズーム)
② Remo(リモ)
③ Whereby(ウェアバイ)【旧:appear.in /アピアーイン】
④ たくのむ
⑤ LINE(ライン)
⑥ Houseparty(ハウスパーティー)
⑦ Facebook Messenger(フェイスブックメッセンジャー)
⑧ spatial.chat(スペチャ)
⑨ NetflixParty(ネットフリクスパーティー)
です。
他にも、Skypeや、Google hangouts、Microsoft Teamsなどありますが、
ビジネスシーンで使われることが多いので対象外としました。
ビデオ会議として使う際の比較としては、下記の記事が良くまとまっていましたので、参考にどうぞ!
今回、5000文字を超える長大作となりました。有料にしたいくらい。笑
長文なので、目次を見て、気になるツールだけ見てくださいませ。
オンライン飲み会初心者、これから始めようという方にも参考になると幸いです!
それではどうぞ!
1.早速、比較してみよう!
はい!ということで、比較する項目はこちら。
・料金
・アカウントの必要有無
・同時接続最大人数
・専用アプリのインストール有無
・特徴や機能
表にするとこんな感じです!(※PC=パソコン、SP=スマートフォンです。)
Zoom、Wherebyは、ビジネスシーンの利用から始まっているので、飲み会コンテンツ用の機能はありません。
また、ITツールに慣れていない人は、PC専用アプリの事前設定に苦戦するので、たくのむのブラウザのみで開催できるサービスはハードルが下がりますね。
2.いきなり結論!
せっかちなので、先に結論がほしいタイプ。
なので、先に結論をお伝えすると、ケースバイケースです。
すいません、そんな玉虫色の答えなんて望んでないですよね!
ということで、下記に想定される飲み会のケースと、それにあうツール、理由を表にまとめました!ご参照ください。
いかがですか?
以降では、各ツールの特徴を飲み会の観点含め説明していこうと思います。
もう少し詳細に知りたいという方は、以降をご覧ください。
最後には、オンライン飲み会での注意点や、会を楽しむコンテンツを紹介していますので、最後までお楽しみください。
3.Zoom(ズーム)飲みは?
Zoomは、アメリカ発祥の「ビデオ・Web会議アプリケーション」です。
ホワイトボード機能など、とりわけビジネスに最適化されている印象のあるツールです。
少し前にセキュリティ問題で、使用を禁止にする企業も増えてきていますが、ZoomのユアンCEOは「安全性の問題はすべて修正する!」と発言しています。発展途上のサービスなので、徐々に改善されていくことでしょう。
リモートワークが始まり、またたく間に広まったZoom。
ビデオ会議 = Zoom の印象になりました。
「バーチャル背景」が功を奏してか、おもしろ半分で使われるようになったり、ビデオ会議の延長線上で飲み会が始まったりなどして、オンライン飲み会の代名詞となった「Zoom飲み」というワードが誕生しました。
バーチャル背景をご存じない方は、下記を参照ください!
ディズニーや、ジブリ、任天堂など、バーチャル背景を無料で提供しています。
結論にも書いていますが、仕事仲間やビジネス関係者での飲み会に使われるケースが多いようです。無料アカウントの場合だと、40分という制限があるので、そこが少し煩わしいくらいです。
人数が多すぎると飲み会として機能しなくなり、一方的に話す人や、話を聞いているだけの人、リアクションがない人など、一体感が損なわれます。
多くても10名程度が良いのではないでしょうか?
4.Remo(リモ)飲みは?
続いて紹介するRemoは、対面で会っているかのような「テーブル」を模したデザインで注目を集めました!
テーブルを自由に移動でき、一会場最大100名なので多くの方との交流をするのに向いているサービスです。
下記は実際に私が検証したときの写真です。(みなさん良い笑顔!)
Zoomにはない、多くの機能が搭載されているので楽しかったです!
下記に、できることや私の所感を書いておきます。
<できること>
・ホワイトボード機能 ⇛ テーブルごと、全体共有用で作成可能
・Youtube動画の貼り付け
・オーナーによる強制ミュート機能
・幹事を一箇所のテーブルに集合させる
・個別チャット、テーブルチャット、全体チャット
・全体アナウンス機能
・オーナーおよびオーナーが選定した人のみを画面に表示させ話ができる(一方通行)
・手を上げて挙手できる機能
・FAQ機能 ⇛ ディスカッション中に質問をするときに使用する
・タイマー機能 ⇛ 画面上に制限時間を表示させることが可能
・LinkedInとの連携
<できないこと/気になる点>
・参加者の強制退出(もう少し調べればできるかも?)
・あまりプロフィール情報を詳細に書くことができない
⇛ビジネス交流会などには、必要ですよね
・電波が悪かったり、音割れする人がいると、少しうるさくなったりする
<佐藤の所感>
・ファシリテーターの腕が試される
・ルールを明確にしてスタートすることが重要
・ざっくばらんに話す飲み会よりも、テーマ性のあるパネルディスカッションや勉強会に向いてる気がする
もっと詳しく知りたいという方は、下記のnoteが良くまとまっていますので参考にしてください。ネックとしては、14日間の無料版はあるものの、それ以降は月5,000円かかるので、主催側はお財布事情との相談が必要ですね、
5.Whereby(ウェアバイ)飲みは?
Wherebyは、もともとappear.in (アピアーイン)としてスタートしたビデオ会議サービスです。IT業界の方々の中でよく使われていたサービスです。
パソコン同士だと、主催がURLを発行して、参加者がURLにアクセスするだけなので、お手軽にはじめれます!ただし、スマートフォンの場合は、専用アプリをダウンロードする必要があります。
無料枠のZoomでは、40分という時間制限がありますが、こちらのWherebyには時間制限がありません。ただし4名までが無料という制限があります。
Wherebyは、4名以下の仕事の仲間同士の飲みに合っている印象です!
6.たくのむは?
たくのむは、2020年3月28日に開始された新しいサービスになります。
まだ新しいサービスなので、多くの機能はこれからだと思いますが、お花見背景に切り替えることができます。今後は、出前機能などが搭載されるようなので期待しています。
現在は、お試し期間中で、MAX12名まで使えるようです。
会員登録が不要で、主催者が発行したURLのみで、パソコンでもスマホでもさくっと参加できるのが特徴です。
サイト全体のカラーが黄色なので、ビールを連想したり、背景を桜にできたりするので、The 飲み会をイメージさせます。そのため、ざっくばらんに集まって飲みましょうー!というような「コスパの良い居酒屋飲み」感覚で楽しめるのではないでしょうか?
ちなみにですが、たくのみを使って飲みをしたときに、「あれ?動画部分wherebyに似てない?」ということが気になり、検索したところ下記の記事にいきつきました。
実は裏側は、上記で取り上げたWherebyと連携したサービスになっています。Wherebyは、本拠地が北欧ノルウェーなのですが、たくのむを運営する会社の1010㈱のオファーから提携がはじまったようです。
大変な時期ですが、こういう取り組みが国境を超えて生まれるのは素敵ですね。
7.LINE(ライン)飲みは?
改めて説明するの必要のないサービスですね!
しかし、今回は、飲み会での使い方。
LINE飲みは、プライベートな少人数の飲み会や、女子会などに適しています。LINEは誰でもインストールしているアプリですし、プライベートの友人同士は友達でつながっていると思います。パソコン版のLINEもありますが、スマホのみのほうが楽しめると思います。
飲み会コンテンツとして、顔を使った新感覚ゲーム「Face Play」もあるので、ワイワイ楽しい飲み会になること間違いなしです。
「Face Play」の詳細は、下記を見てもらえればと思います。
エフェクトはもちろん、顔の動きを検知してバトルするようなゲームコンテンツが豊富にあります。
8.Houseparty(ハウスパーティー)は?
Housepartyは、アメリカに2016年2月にリリースされたサービスです。
今回のオンライン飲みブームに際して、日本でも注目されはじめました。
eスポーツで有名なフォートナイトを運営するEpic Gamesが買収していますので、ゲームコンテンツが今後増えるかもしれません。
下記の記事で詳細に書かれているので、参考にしてみください。
実際に私も体験してみました!
結構期待していたのですが、ちょっとアメリカナイズされていて、使うのに慣れが必要でした!お絵かきゲームや、動物になりきって当てるゲームが楽しめますが、お題も英語なのでちょっとむずかしい感じです。
日本語版がでたらもう少し試しめると思いますが、LINEのゲームのほうが現段階は楽しめると思います!
Housepartyの特徴として、複数名でコミュニケーション取りながらも、1:1のみでしかメッセージがおくれないことです!
個別に「ちょっと抜けませんか?」などというメッセージが来ると、ドキッとします。試しに遊びでやってみましたが、ドキッときました。笑
もう少し利用ユーザーが増えるとおもしろいと思います。
つながっていると、オンラインになっている人がわかるので、「JOIN」ボタンで別のグループにさくっと入ったりできるので楽しめます。
9.Messenger(メッセンジャー)飲みは?
こちらも改めて説明する必要はないですよね。
本記事で取り上げさせていただいたのは、4月2日にmacOS版とWindows版のアプリケーションがリリースされたためです。
ビデオ通話が増えているため、Facebookもパソコンに最適なアプリケーションをリリースしました。スマホ版だとエフェクト機能は可能ですが、パソコン版では使用できません。
LINEもそうですが、無料で使えるというのが強いです。さすが大資本。
LINEはプライベートな友達、Facebookは仕事やビジネス上の付き合いの人という印象があるので、Facebookの場合は経営者やビジネスマンの飲み会に適していると思います。
Zoomでもいいじゃん?という話もありますが、Zoomでは、はじめまして同士だと、その場限りになってしまうこともしばしば。
「○○さん、面白かったからまた話をしたいな!」というときに、Facebookだとグループができているので、繋がることが簡単ですよね!
11.spatial.chat(スペチャ)飲みは?
急遽現れた新星!スペチャです。
デザインと操作性が斬新で、大変楽しめるサービスです。しかも、URL発行型なので、煩わしさがないです。
ブラウザ上で、自分のアイコンを自由に動かし、相手のアイコンに近づくと音声が入るようになります。距離に応じて、音声の音が変わるのが斬新でした!
できることはシンプルで、画像もアップロードと、動画を貼り付ける程度。
ただ、下記のように、オフィスのような画像や、はじめましてゾーンなどの画像を用意することによって、できることが広がります!
離れると相手の話が聞こえないので、移動して楽しむこともできます!
結婚相談所後の、婚活パーティー。占い部屋などなど、色々できるこがありそうです!
ただ、荒らす人を追い出す機能などがないので、参加者は慎重に選ぶ必要がありそうですね。
詳しく知りたい方は、下記の記事がまとまっていたので、どうぞ!
12.NetflixParty(ネットフリクスパーティー)は?
意外と盲点だった「みんなで映画を見よう!」というアプローチ。
他のサービスでも画面共有をすればできないことはないのですが、面白かったですね!
みんなで映画を見ながら展開を予想したり、ちょっとふざけてみたり。
バチェラーやテラスハウスなど、コメントしがいがある恋愛リアリティ番組などをみんなで視聴するのも楽しそうですね!
他のサービスと違って、chromeのブラウザ拡張機能で、若干導入に手間取りますが、スタートしたらチャットのみなので簡単です。主催が映像をコントロールしてすすめることが可能です。
大人数で飲み会を盛り上がった後に、少人数で映画鑑賞でもいかがでしょうか!?
13.オンライン飲み会の注意点やマナー
最後に、オンライ飲み会を開催したり参加してみてわかった、注意点やマナーをまとめておきます。個人的な意見も入っているので、参考程度で!
<注意点>
1.聞き取りづらい場合は、マイク付きイヤホンを使おう!
2.電波が悪いと途切れちゃうよ!
3.データ通信量にはご注意!
4.ダラダラ長時間になる!飲みすぎ注意!
5.突如現われる家族に注意!
6.角度によってはブスに映るよ!素敵な角度を探しとこ!
7.ミュートでしゃべり続けても聞こえないよ!
<マナー>
1.事前に使えるか試しておこう!
2.スピーカーは1部屋1台!ハウリングしちゃいます!
3.リアクションは大きめに!
いかがだったでしょうか?
今回は、オンライン飲み会ツール徹底解析!というテーマで、広がるオンライ飲み会に必要なツールの比較と紹介をさせていただきました!
ぜひ、家の中でも楽しむことのできるオンライン飲み試してみてください。
それでは、また!
番外編.飲み会を楽しむためのアプリ
オンライン飲み会をより楽しむためのツールがあります。
それが、SnapCamera(スナップカメラ)です!
今後、多くのエフェクトアプリが出てくるかもしれませんが、こちらは色々なエフェクト機能があるので楽しめます。私のオススメはばななです。
⇓⇓⇓⇓
Zoomでも使えていたのですが、アップデートで使えなくなってしまいました。また、使えるようになることを期待!
※5/1 アップデートで再度使えるようなっていましたー!
Remoや、Whereby、たくのむでは使えること確認済みです!
ぜひ、楽しんでみくてください!