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Gクラスに無限にタダで乗り続ける裏技
人気のメルセデスGクラス(通称:ゲレンデ)は、新車をオーダーしても納車まで2~3年は待たされる。そのため「中古車の方が新車より高い」こともある。無骨でクラシカルなデザイン、圧倒的な走破性、そして何よりも驚異的なリセールバリューを誇るこのゲレンデに、実質タダで乗り続ける方法がある。その方法を動画で解説してみた。
高級車は「消費」か「資産」か?
一般的に、クルマは購入した瞬間から価値が下がり始める「消費財」とされる。だが、一部の希少な車種には、時間が経っても価値が下がりにくい、あるいは逆に価格が上昇するものがある。フェラーリやポルシェなどのスポーツカーの一部モデルが定価を超えて取引されるのと同じように、ベンツGクラスもまた、その特性を持つ数少ない車種の一つだ。
いかに値下がりしない、リセールバリューが高いとは言え、普段手軽に乗れないスーパーカーとは違い、ゲレンデは「高級ホテルから牛丼屋まで」と言われるように、普段使いできるのも人気の一つだ。それゆえGクラスは、新車の納期が長く、需要に対して供給が追いついていないため、中古市場での価格が高騰しがちだ。新車を注文しても納車までに2~3年、時には4年待ちという場合もある。このため、中古市場では新車価格と変わらない、あるいはそれ以上の価格で取引されることが珍しくない。
Gクラスを実質タダで乗り続ける方法
新車を購入する
まず、Gクラスの新車を購入する。グレードは2024年7月以降のマイナーチェンジで、G350dとG400dとG550が統合され新たにできた「G450d」が狙い目だ。電気自動車として投入された「G580」やAMGのラインナップである「G63」は、3000万円を超えるため、リセール時のプレ値が付きにくい。購入と同時に次の新車を注文
Gクラスは納期が長いため、新車が納車さたらすぐに次のGクラスをディーラーにオーダーしておく。これにより、1~2年後には次のGクラスが納車される。1~2年後に現在のGクラスを売却し、次の新車に乗り換える
Gクラスのリセールバリューの高さを利用し、1~2年乗った車を売却。この際、新車購入時と同じかそれ以上の価格で売却できるケースもある。その資金を使って次の新車の購入費用をまかなえば、結果的にほぼコストゼロでGクラスを乗り続けることが可能となる。
なぜこの方法が成立するのか?
圧倒的なブランド力と需要
Gクラスは40年以上にわたって基本デザインを変えずに販売されており、そのブランド価値は非常に高い。供給不足による中古市場の価格高騰
新車の納期が長いため、中古車市場でも高値が維持される。リセールバリューの高さ
特定の車種は値落ちしにくく、うまく売却のタイミングを見計らえば購入価格と同等の価格で売れることが多い。
この乗り継ぎ方法を実行すれば、Gクラスに乗り続けるコストを最小限に抑えつつ、新車の快適さを常に享受できる。また1~3年の間に次の新車に乗り継ぐことから、納車3年目に降りかかって来るはずの「車検」すら無限に受ける必要がなくなるのだ。高級車の購入を考えているなら、ただの消費ではなく「資産としての活用」を視野に入れるのも一つの手だ。
空き家からはちょっと離れたが、こういう「資産」「マネー」「財テク」といった話題についてもこのnoteで発信していくので、お楽しみに!