[#タクツツレヅレ (2)] 楽しいぜ!架空地図
こんにちは。
ちょっと(1)との落差すごいけど、今日は架空地図描いてた話をするョ~~~。
そもそも架空地図って何?
「架空地図」って言葉自体初めて聞いたわ!…という方のために簡単な説明をしよう。
架空地図とは、端的に言えば実在しない場所の地図だ。また、そういう地図を描く趣味に対しても用いられる。
架空地図というものを知るには、地理人さん(今和泉隆行さん)の描く、架空の都市「中村市」の地図が最適だと思う。
たぶん架空地図界隈では最も有名な作品である。
まじで、すごい。
(※なお、地理人さんの作品では「空想地図」という呼称が使われている。)
リアルさを追求するのが楽しい
おそらくこの趣味の醍醐味は、単に「ぼくのかんがえたさいきょうのまち」を描くのではなく、「本当にありそう」で辻褄の合った土地を描くことにあると思う。
というわけで一例を(オタク特有の早口)。
きっと上の2路線は比較的新しい路線だ
この地図は制作途中ではあるが、ちょっと鉄道路線に注目してほしい。
画像中央部分、川俣追分(かわまたおいわけ)駅を交点に、X字型に路線が伸びている。
実は、その南北でちょっと線形を描き分けている。
南側は比較的古くからあった路線、北側は比較的新しめの路線だと想定して、制作を進めている。
どういう描き分けをしているかといえば、ポイントはいくつかある。
南側の線路のほうがちょっと曲がりくねっている(線形が悪い)。
周辺の道路が人工的で整然としている。(→新たに開発された地区である可能性が高い。まあ後で描く道路も多いんだけど……( ´•ᴗ•ก)՞ ՞)
旧ルートの痕跡が見える。
そして、さっき指摘したポイントは現実世界にもたびたび見られる。
たとえば、上図ではJR千歳線の旧ルートが見て取れる。現在は自転車道・遊歩道として使われているとか。
強制終了
……とまあ、こんな感じでああでもないこうでもないと考えながら、地図を描いている。
やってみると、ハマる人はハマるんじゃないかなぁ、と思ってはいる。まだまだ語りたいことはあるが、今日はここまでにしときましょ。おやすみ~。