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世界一好きな歌

Hola
中村拓斗です。

今日は僕が世界一好きな曲についてつらつらと感想を述べたいなと思います。

その曲が出るまでは僕の中の一番はthe chainsmokersの”All we know”でした。リズム感といい歌詞の深さといい、僕の中で全てが完成された曲でした。

だけど、今の一番はSEKAI NO OWARIの「タイムマシン」かなと。この曲はNetflixオリジナルの「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う」という映画の主題歌で、公式にリリースされる前にだいぶ耳にすることが多かった曲です。

聞いてもらった方が早いと思うんですけど、最初はラブソングかなと、失恋の曲なのかなぁと思っちゃってました。でもMVを見るとまた180度変わって、なんとも言えない気持ちになる曲になりました。

この曲は誰が相手でも重ねられるからこそ、すごく涙腺が崩壊しやすくて、お酒飲みながら聞いたら泣いちゃいます。2023年にセカオワがZeppツアーで歌った時も、その映像でもやっぱり色々なことを想像して泣いちゃって、今日ファイナルを迎えた「深海」でも涙を流して。

本当に好きすぎて逆に迂闊に聞けない曲になってしまいました。

でも、この曲の最後の言葉がとても好きで、
「前も向けないけど、上も向けないけど、僕を見つめていこう」
という歌詞。これにはもう脱帽です。なんか人間ってハッピーエンドで終わらせたがる生き物だと思ってて、だからこそ僕は文学でも映画でもなんでもハッピーエンドじゃないっていうことにすごく興味があります。この歌詞の意味を汲むとするならば、人間誰しもお別れの時って前向けないし上も向けないし、涙を流すのが当たり前であって、それを無理して強がらなくていい。だけど、どこかで区切りはつけるべきだし、その人のことを思うのであればもう一度自分に焦点を当てて人生を考えていかなければならない。ってことを伝えたいのかなと個人的に思ってます。

始まりがあれば終わりがあって、出会いがあれば別れがある。その中でどれだけ自分をみつめていけるか、人生の中でそれを意識しながら生きていきたいです。

最後にセカオワの皆さん、33公演お疲れ様でした。

Buenas noches

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